
今日の根室新聞 |
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2007.4.28(土)
12日、札幌で表彰式 第48回北海道書道展市内から4人が受賞
押上、松下さんは会友昇格
第48回北海道書道展の入賞、入選者がこのほど発表され、市内からは越野征子さんが漢字多字数の部、押上万希子さんがかなの部で、共に最高位の特選に入賞した。また、松下幸子さんは近代詩文、大滝尚美さんは漢字多字数で秀作を受賞。今回の受賞により、押上さんと松下さんが会友に昇格した。4人の作品は、5月9日から13日まで札幌市民ギャラリーで展示、表彰式は12日に札幌パークホテルで行われる。
この書道展は、北海道新聞社主催、道書道連盟、道教委後援。一般公募の部に1758点が出品され、特選88点、秀作268点、入選881点が選ばれた。道書道展は、入賞ポイントによる会友昇格制度を採用しており、特選2㌽、秀作1㌽に換算、累積8㌽で会友昇格となる。越野さんは、2年連続の特選。かなで二度特選、漢字多字数は平成8年に秀作の実績があり、合わせて4度目の受賞となった。今回の漢詩は、昨年10月から取り組み始めたが、途中、書道に専念できない期間が2ヶ月間続いた。「断念しようかと思ったが、出品することに意義がある」と、再挑戦した結果、実を結んだ。昇格まであと1㌽となり、「先輩の松下さんを追い掛け、会友を目指したい」と、意欲に燃えている。同じく特選の押上さんは北海道教育大学札幌校で書道をを専攻、在校中にかなの部で3度特選に入賞している。根室に移り住んでからも、所属する「すみれ会」(札幌)の練成会に足を運んだり、郵送で添削を受けたりして研磨を積んでいる。今回、会友入りを果たし、「横書きなど新しいスタイルの作品にも挑戦していきたい」と、抱負を語っている。松下さんは、高村光太郎の詩「後庭のロダン」を出品。近代詩文で3年連続の秀作受賞となり、念願の会友に昇格した。過去、この部門で特選、漢字多字数で2度秀作を受賞、合わせて6度目の入賞となった。「会友として恥ずかしくない作品を出品していきたい」と、喜びとともに気を引き締めている。初受賞の大滝さんは、喜びもひとしお。締め切り前の1ヶ月間、作品づくりに専念し、6回目の出品で入賞を手にした。「先輩方を見習いたい、今後は近代詩文の分野も深めていきたい」と、意欲を語っている。
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2007.4.27(金)
「確率論的地震動予測地図」を公表 地震調査研究推進本部
根室管内の30年以内に震度6弱以上の地震発生確率は44.9㌫
地震調査研究推進本部の地震調査委員会は平成18年9月に作成した「全国を概観した地震動予測地図2006年版」のうち「確率論的地震予測地図」を、今年1月1日を基準日に行った地震発生確率値の結果を基に更新し、18日に公表した。根室管内の30年以内に震度6弱以上の地震に見舞われる確率は44.9㌫で、南関東、紀伊半島、四国に次いで高い確率にとなっている。同地図は、地震調査研究推進本部が国の「地震調査研究の推進について-地震に関する観測、測量、調査に
及び研究の推進についての総合的かつ基本的な施策」(平成11年)に基づき、平成17年に作成、昨年9月に2006年版として改定した。同地図は「震源断層を特定した地震動予測地図」と「確率論的地震動予測地図」で構成され、今回見直された。「確率論的地震動予測地図」は今年1月1日を基準日に地震発生確率値の更新結果を反映し見直したもので、主要活断層の長期評価も反映した。同地図によると、30年以内に震度6弱以上の地震に見舞われる確率が最も高いのは静岡の86.5㌫、次いで甲府の82.0㌫など南関東と高知の52.3㌫、徳島の44.9㌫と四国。根室管内は道内でも最も高く、徳島と同じ44.9㌫と前回調査時より、0.6㌽高まった。確率が高まったことについて、同調査委員会では「関東南部から四国地方にかけては、南海トラフの地震の発生確率が高くなったため」とし、根室管内については「海溝型地震確率が高まっている」としている。一方、根室では昭和48年6月17日に震度5の根室半島沖地震、平成6年10月4日にも震度5の北海道東方沖地震が発生。また、震度4程度の地震も数多く発生する国内でも有数の地震発生地帯で、市民の間では「15年から20年のスパンで大きな地震が来る」との思いも強く、地震に対する心構えなども他地域よりも高く、大きな地震が発生している割に人的被害が少ない。根室市では、町会を中心とした自主防災組織の組織化を進める対策も推進。同総務課では「各家庭で非常持ち出し袋のチェックや地域の自主防犯組織の設置、非難場所の確認など常に防災意識を高めるのが大事」と話している。なお、同推進本部のホームページに同地図の詳細などが公表されている。アドレスは次のとおり。http://www.jishin.go.jp/main/
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2007.4.26(木)
新年度も緑化運動を推進 市林野振興対策協議会
花木市や市植樹祭に共催 森林整備協定の植樹に参加
根室市の林業振興と生活環境保全を図るため関係施策推進の対策機関として活動する市林野振興対策協議会は23日、市役所で総会を開き、今年度も花木市や市植樹祭に共催するなど緑化運動を推進することを決めた。
同協議会は、根室営林署の存廃問題が浮上した平成元年度に、存続運動を推進するために市、市議会、根室地区緑と健康を守る道民の会、商工会議所、漁協、農協、住民自治、青年、女性団体、林業経営者などで発足。以来、根室市における林業振興諸政策を推進するため活動いている。営林署問題に区切りが付いているため、現在は市内の緑化事業の促進が主な取り組みになっており、今年度も今月17日から実施中(5月31日まで)の「緑の募金運動」に参加。5月20日に、街頭募金を実施することを決めた。さらに5月18日から20日にかけて鳴海公園で行われる花木市、同27日に行われる根室市植樹祭に共催する。このうち花木市には、同協議会からポピーの種を提供し、来場者にプレゼントする。植樹事業では、市植樹祭のほかに、昨年3月1日に根釧東部森林管理署と根室市、根室湾中部漁協が結んだ温根沼周辺の環境保全に係わる森林整備協定に基づく植樹事業に、18年度に引き続いて積極的に参加していくことを確認した。議事ではこのほか、18年度の事業、決算、監査報告を了承し、19年度収支予算を原案どおり決定。林業振興に関する国や道への要望活動については、必要に応じて全道市長会を通じて実施していくことを確認した。
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2007.4.25(水)
明治公園に「さくらの森」 カラマツ林倒木跡に植樹 6月3日に市民参加で
市制50周年記念協働事業
昨年10月の低気圧災害で多数の倒木被害に見舞われた明治公園のカラマツ林を「さくらの森」として復活させようと、「明治公園さくらの森植樹事業」が、6月3日に現地で行われることになった。市制施行50周年記念のまちづくり協働事業として市民の参加を募って取り組むもので、エゾヤマザクラやチシマザクラなど約150本を植える。市は、市民の森に造成した花見の森とともに、日本で最後に桜の花見ができる森にしたい考え。
植樹するのは、明治公園の駒場町側駐車場に隣接した約3600㎡の土地。もともと一面カラマツ林だったが、根室測候所観測史上第1位となる42.2㍍の最大瞬間風速を観測した昨年10月の低気圧災害で大半がなぎ倒され、昨年暮れに倒木を撤去して裸地になっていた。市民の憩いの場になっている明治公園の緑資源を復活させるため、市は19年度まちづくり事業協働事業として森の再生に取り組むことを決めていた。現地では、近く業者による切り株などの撤去工事が行われることになっている。植樹は、ねむろ景観づくりコラボ倶楽部と共催で、広く市民の参加を呼び掛けて行う。北海道根室森づくりセンターの協力を得て、苗木が成長した後の森のイメージを作成し、当日はこれに基づいてエゾヤマザクラやチシマザクラ約150本を植える。苗木の確保には市費のほか、北海道千本桜運動の特別枠に応募、採択され、エゾヤマザクラ100本の提供を受ける。出来上がる森には、散策路を設けるほか、木の周りに座れる空間を確保するなど、木が成長した後に花見が楽しめるようにする。長谷川俊輔市長は今回の事業を始まりとして、同公園の桜の木を増やしていきたい考えで、市民の森に造成している花見の森とともに、専門家などの意見を聞きながら、日本で一番最後の花見が楽しめる名所にしていきたい考えだ。同植樹事業へのp参加申し込みは、市役所企画課政策室(0153-23-6111内線2254番)へ。
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2007.4.24(火)
ロシア側代表団、24日午後花咲港へ 26日に「代表者間協議」
今年の北方四島交流事業
今年の北方四島とのビザなし交流の実施計画などを協議する「北方四島交流代表者間協議」に出席するロシア側代表団6人が24日午後、ロシア貨物船で花咲港に到着する。同協議は26日午前、札幌市内のホテルで行われる。代表団は同日、根室支庁長、根室市長を表敬訪問した後、札幌へ移動する。同協議は、独立行政法人北方領土問題対策協会、北方四島交流道推進委員会が主催する。23日午後4時公表された同協議日程によると、24日から27日までの4日間組まれており、協議は26日、札幌市内の「京王プラザホテル札幌」で行われる。27日午後に根室に戻り、夕方花咲港から四島に戻る。協議は、18年度の四島交流事業の総括的評価と19年度の同事業の実施方法などの実務的な話し合いを行う予定。出席者は日本側からは北方領土問題対策協会の井上達夫理事長、北方四島交流道推進委員会の土居博昭会長ら6人。ロシア側からは団長を務めるコーワリ南クリル地区長(国後島)、スモルチコワ・クリル日本センター長(国後島)、メケロフ斜古丹村長(色丹島)、コルィチェワ・クリル地区行政府副長官(択捉島)ら6人の予定。このほか、協議にはサハリン州行政府、日本側からは内閣府、外務省、道の関係者もオブザーバーとして出席する予定。
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2007.4.23(月)
校舎前に、こいのぼり131匹 開校131年目の花咲小 「男の井戸端会議」
22日、市立花咲小学校の校舎前に、PTAと児童らの手で色とりどりのこいのぼりが揚げられた。今年は、開校131周年の歩みに合わせて131匹。新たに市民から18件、約90匹の寄贈があり、家庭で眠っていたこいのぼりが息を吹き返して大空を泳いでいる。恒例の流しそうめんも行われ、児童は歓声を上げて楽しんでいた。
同児童の父親と教員でつくる「男の井戸端会議」の呼び掛けで平成10年から始まった恒例行事。9年目を迎え、こいのぼりの破損が目立ってきたため、今年は広く寄付を募ったところ、校区外の市民からも寄せられた。例年200匹以上を揚げているが、今年は寄贈された新しいこいのぼりを中心に、開校年数に合わせた131匹。ロープ5本にこいのぼりを結び、校舎の屋上から前庭の木に固定した。この日の掲揚作業には、PTAを中心に、教職員、児童ら約100人が集合した。こいのぼりが風を吸い込んで大空を舞うと、子どもたちの歓声が響いた。作業後は、約40㍍のとい台を使った恒例の流しそうめんが振舞われ、こいのぼりの下、児童は大喜びで競い合って食べていた。箭浪代表は、「この行事が親と子ども、教師間の交流の場になるよう、今後もぜひ続けていきたい」と話している。
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2007.4.21(土)
管内新卒者(高卒)の求人・求職状況
就職内定率、過去10年で最も低い83.1パーセントに 根室職安
根室公共職業安定所は平成19年3月新卒者(高卒)の3月末現在の求人・求職状況をこのほど、発表した。未就職者は39人で、就職率は83.1㌫、前年比3.0㌽減で過去10年でも最も低かった。同職安では、未就職生徒に引き続き求人情報を提供するとともに個別の職業相談を行うなど積極的にサポートしていく。同調査は、学校および公共職業安定所の紹介で就職を希望する生徒の状況を取りまとめたもの。3月末現在の高校新卒者の求職者数は231人で、同0.4㌫増。男女別では男子が107人で同5.9㌫増、女子は124人、同3.9㌫減となった。これに対する求人数は、企業収益が過去最大と言われる本州企業からの求人が大幅増(前年同月比74.6㌫増)と前年を大きく上回り、求人倍率も2.20倍で、同0.27㌽上回った。また、卒業者が望む地元企業からの求人数は、同職安や根室支庁、根室教育局が管内事務所に対し雇用促進の要請活動を行ったことから同8.1㌫増の226人を確保、管内求人倍率は0.98倍で、同0.07㌽上昇させ、職種を選ばなければ、ほぼ全員が就職できる状況となっていた。一方、3月末の就職者数は192人にとどまり、就職率は83.1㌫となった。過去の3月末時点の就職内定率は平成12年度以前は90㌫台に達していたものの、それ以降は同16年度こそ1.7㌫だったものの、80㌫台中盤でばらついていた。就職先は管内が168人で、同6.7㌫減と落ち込んでいるものの、道内は24人で同60.0㌫増。積極的に道内他都市に就職する姿勢が見られた。3月末時点での未就職者数は39人で、その大半が管内での就職を希望。同職安では引き続き未就職生徒に求人情報を提供するとともに個別の職業相談を行い、積極的にサポートしたいとしている。
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2007.4.20(金)
「ライフハウス勢和」開設 7月入居開始
隣保院付属病院跡地を改修 介護付き有料老人ホームに
社会福祉法人・根室隣保院(周田ヨシエ理事長)は19日、昨年3月末に閉院した市内定基町3丁目の同付属病院内を改修し、介護付き有料老人ホームを開設すると発表した。医師確保が困難と判断し、昨年夏までに病院再建を断念。自立者から要介護者までを入居対象とする管内初の混合型特別施設「ライフハウス勢和」の開設を決めた。食事付き全個室、定員40人。5月から入居者を募り、7月中の入居開始を予定している。
隣保院付属病院は、市内唯一の療養型病床群として長期療養患者を受け入れてきたが、昨年3月、入院・外来患者減少による収入減、医療従事者確保などの問題で閉院した。同法人の周田泰俊常務理事は「昨年夏まで、病院存続に向けて、経営を引き継ぐ受け皿、医療従事者の確保に努めてきたが困難と判断した」と説明。自立者、要支援・要介護者混合の介護付き有料老人ホーム開設を決めた。建物は約1億円をかけて、1階から3階までを個室40室、共同浴室などに改修。今月中に着工する。家賃は居室面積によって変わり、月額3万5.000円から5万2.000円まで。このほか食費と管理費4万8.000円、冬期(10~3月)は燃料費5.000円がかかる。トイレ、洗面所、浴室は共同。職員は、施設長、生活相談員兼計画作成担当者、生活相談員、看護職員、看護士兼機能訓練指導員は各1人、介護職員12人、栄養士・調理師3人ら計22人を配置し、新規採用する。
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2007.4.19(木)
読書会 一休さんに、文部科学大臣賞 19年度「子どもの読書活動優秀実践図書館・団体」
市図書館に続き2度目の受賞 23日に東京で表彰式
文部科学省は17日までに、平成19年度「子どもの読書活動優秀実践図書館・団体(者)」を発表した。このうち団体は、結成21年目を迎えた市図書館読書会・一休さん(宮下きみ子代表、会員8人)が選ばれ、平成15年度の市図書館に続き、市内2度目の受賞となった。道内では、小学校など3校、図書館2館、読書会2団体が受賞。同会員は23日、東京都内で行われる表彰式に出席する。
文部省は、平成13年子どもの読書活動の推進に関する法律」公布・施行に関連し、翌日から、子どもの読書活動推進が顕著に認められる学校、図書館、団体などを表彰している。今年度は、全国の140校、公立図書館50館、56団体、3個人が受賞した。読書会一休さんは、昭和61年、市図書館の15番目の親子読書会として発会。子どもが高校を卒業するまで毎月例会を開催、親子で1冊の読み深め、乾燥を交換し合った。子どもが親元を離れてからも、親同士の読書会として存続し、例会のほか、読み聞かせボランティア、講演会や原画展の開催、図書館事業への協力など地域の読書活動推進に尽力している。昨年は、結成20周年の記念事業として、児童文学家の宮川ひろさんを招いた講演会を開催した。これまでに「第9回北海道優良読書グループ」表彰(平成7年)、根室市文化奨励賞(同10年)、野間読書推進奨励賞(同12年)などを受賞。宮下代表は「夢のような話。図書館の努力のおかげで、人との出会いや心の交流を続けることができた。今後も楽しみながら活動していきたい」と語っている。長年、親子読書会の普及に努め、会を支えてきた市図書館の松永伊知子司書は「子どもたちと真摯に本と向き合い、親子の深い絆や充実感を得ている姿は、親子読書会の目指す形。数々の受賞を糧にし、活動の幅を広げ、地域に貢献している」と話している。
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2007.4.18(水)
根室産ヒトデで健康食品開発 関係者来根しサンプル発表
厄介者有効活用に新展望
ホタテを食い荒らす厄介者として廃棄物処理されているヒトデに含まれる有効成分に着目した研究や根室地域で水揚げされるヒトデの安全性の実証実験、民間の食品開発の連携によって、根室産ヒトデのキヒトデ、マヒトデを原料に使用したヒトデエキス健康食品が開発された。研究開発に携わった関係者が17日、根室市を表敬訪問して明らかにした。近く製品化するとともに、原料の供給体制が整った段階で、本格的な製造販売を展開する予定で、根室市は年間8千㌧に上る根室海峡産ヒトデの有効活用に画期的な展望を開くものとして注目している。
来根したのは、北大大学院でヒトデの有効成分に着目した研究を進めている高橋是太郎(水産科学研究院海洋応用生命科学部門)と、健康食品製造販売を手掛ける龍榮総研(本社・東京武蔵野市)の高橋龍男代表取締役。高橋社長は、中国でヒトデが食用にされ、精力増強作用や足腰の冷えや痛みを鎮静させる作用があるとされていることに注目して、ヒトデに含まれる有効成分を健康食品に応用することを研究してきた。それぞれ別々に活動していたが、厄介者のヒトデを有効利用する道を模索する両者の思いが一致。さらに、東京家政学院短大の馬場修栄養研究室教授によって、根室産ヒトデの食品としての安全性が確かめられたほか、東京農大の田所忠弘生物応用化学科教授らのマウス実験で、ヒトデ粉末に抗老化作用があることも分かった。三大学の研究者による基礎研究で健康食品への活用に確証を得た高橋社長は、このほどサンプルの「ヒトデエキス粒」を試作した。市役所を訪れた高橋教授は「肥料しかなかったヒトデを、本格的に健康食品に活用するのは全国で初めての取り組み」と説明。長谷川俊輔市長も「ヒトデが有効活用できれば根室地域にとって大きな意義を持つ。今後大変楽しみ」と期待感を示した。ただ、安全な食品として活用していくには、水揚げ後の鮮度保持が必要で、加工処理直前まで水槽などで生かしておくことが求められる。鮮度を保った状態でボイルして乾燥させ粉末にすることが絶対条件となる。高橋社長は「サンプルは、ヒトデエキスと生薬を配合することで、ヒトデエキスの持つ精力増強作用や血流改善作用などを高めると考えている。今後、サンプルを試していただいた感想などを取り入れて製品化を進め、原料の供給体制が整い次第販売を開始したい」と話した。また、高橋教授は「雑食性のヒトテで最も注意しなければならない有害物質の含有が、測定する機器の検出限界以下という結果が出て、根室産ヒトデの安全性が立証されたことが健康食品としての活用を可能にした。これも根室の海がきれいな証」とも語った。
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2007.4.17(火)
姉妹都市の窮状に外科医派遣 黒部市民病院から応援
明日から5月5日まで診療
常勤医師が不在となっている市立根室病院の外科に、姉妹都市黒部市の黒部市民病院から外科医師が緊急的に派遣され、18日から診療に当たることになった。黒部市民病院の医師による診療は、5月5日までの予定で通常診療日の外来診療のほか、救急患者への対応に当たる。市立根室病院は、新医師臨床研修制度等の影響による医師不足から、18年度11人だった常勤医師が、19年度6人となった。常勤医師確保が間に合わなかった外科、整形外科は現在、出張医師による非常勤診療になっている。根室市は、外科、整形外科の常勤医師確保を道内三医育大学をはじめ、国、道などの関係機関に要請を続け、現在、国による調整待ちになっており、早くても5月にならなければ見通しがつかない情勢になったことから、姉妹都市黒部市に緊急的措置として外科系医師の短期派遣を打診、要請してきた。富山県東部の中核病院として、黒部市民はもとより県民の医療を担う同病院は、病床数414床を有する総合病院。医師確保に苦慮している現状は同様ながら、根室市と市立根室病院の窮状を受け止め、姉妹都市に対する災害支援に準じて短期派遣に応じた。派遣期間は17日から5月6日まで。前後の移動日を除いて18日から5月5日まで診療に当たる。期間中、副院長を務める外科部長をはじめ外科医4人が交代で派遣され、常時1人が診療に当たる体制を取る。
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2007.4.16(月)
還暦に充実の作品発表 根室出身の銅画家・池田良二さん
国内外で相次いで展覧会
根室出身の銅版画家で、武蔵野美術大学造形部油絵学科主任教授、池田良二さんは還暦を迎えた今年、
国内外での展覧会開催が相次いでいる。現在、東京日本橋高島屋美術画廊や神奈川県横須賀市のカスヤの森現代美術館、米国カリフォルニア州のサンタモニカ市にある美術館で開催中で、今後年内に母校の美術資料図書館や国立新美術館での開催が予定されている。
池田さんは昭和22年根室出身。根室高校から武蔵野美術大学に進み、実技専修科研究課程を修了。昭和50年から本格的に銅版画の創作に入り、写真を焼き付けて製作するフォトエッチングの手法で、池田良二の版画展で数々の受賞を重ねてきたほか、美術館に買い上げ、所蔵されていたいわゆるパブリックコレクションも多数に上っている。昭和60年代には落石岬にある旧落石無線局跡をアトリエにし、廃墟の風景をモチーフにした作品を次々と発表。静止した一瞬の風景をとらえ、そこから喚起される時間の記憶や作者自身の消息を銅版画に刻み続けている。平成12年から17年までカナダ・アルバータ州立大学に客員として招かれ、准教授を務めた。昨年、山口源大賞を受賞した。池田さんは「無事に還暦を迎えられた今年は、例年になく作品発表の機会に恵まれている」と話す。まず海外では、3月24日から4月28日まで、米国では9年ぶりとなる個展「Warehouse
Time」がカリフォルニア州サンタモニカのサラ・リー・アートギャラリーで開かれている。国内では神奈川県横須賀市のカスヤの森現代美術館で4月1日から6月10日まで、木版画家の磯見輝夫さんと「ダイアログ2版画の気息」を開催中。さらに、今月11日から24日まで東京日本橋高島屋6階美術画廊Xで、彫刻家・深井隆さん(東京芸術大学美術学部彫刻科教授)と「思考の情景」を開催している。今後は、7月に母校の武蔵野美術大学美術資料図書館で「射影のクォリア」展を開くほか、12月には、今年1月に開館した国立新美術館での「旅」展2007へと続く予定だ。池田さんは、「近く出掛ける機会があれば、足を運んでくれると嬉しい」と話している。
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2007.4.14(土)
14日からスタート 北海道「道の駅」スタンプラリー2007 「スワン44ねむろ」も参加
「道の駅」の知名度アップなど地域活性化の基礎づくりを目的にした、北海道地区「道の駅」連絡会が主催する「北海道『道の駅』スタンプラリー2007」が14日から、今年もスタートした。道内百駅が対象となっており、根室管内では根室市内の「スワン44ねむろ」、羅臼町「知床・らうす」も対象となっている。昨年の参加者は約8万人に上った。今年は15周年を記念して、各駅にまつわる「クイズラリー」も行う。ラリーのキャッチコピーは「駅の数だけ、個性がある。広大な北海道に、ついて100駅」。「道の駅」の利用促進を図ると共に、駅と駅の連携・交流、各駅の知名度向上などによる地域活性化の基礎づくりを目的に、平成5年の「道の駅」初回登録時にスタート、今年は15回目を迎えた。昨年のスタンプラリー参加者数は約8万人、各賞への応募者数は約1万2000人、うち完走賞応募数が約3500人。応募期間は4月14日から11月3日まで。参加、応募方法は、「道の駅」で参加料100円を払い、スタンプ帳を受け取る。スタンプ帳の応募用紙に達成したスタンプ数などの必要事項を記入し、「道の駅」のスタッフのチェックを受けて確認印を押してもらい、切り離して応募箱に投函すると応募は完了する。各賞品は、スタンプ5駅以上からの応募ができる。「完走賞」はスタンプ97駅以上、「道の駅賞」は同70駅以上、「敢闘賞」は同50駅以上、「ラリー賞」は同30駅以上、「チャレンジ賞」は同10駅以上、「メモリー賞」は同5駅以上。完走賞、道の駅賞、敢闘賞には特産品セット、そのほかの賞にはクオカード、チェンジングしおり、15周年記念ポストカード。スタンプラリーの問い合わせは、北海道地区「道の駅」連絡会事務局(011-736-8577、担当・佐藤)へ。同連絡会の公式サイトは「北の道の駅」http://www.hokkaido-michinoeki.jp
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2007.4.13(金)
市内パークゴルフ場間もなくオープン 厚床28日、宝林と運動公園は5月13日
市内3ヶ所のパークゴルフ場が、今月下旬から順次オープンを迎える。厚床パークゴルフ場は28日、宝林と運動公園パークゴルフ場は5月13日にオープンを予定しており、愛好者らは開放日を待ちわびている。
厚床パークゴルフ場は、例年、管内で最も早くオープンしている。今年は当初、22日の開放を予定していたが、芝の状態が良くないことから28日に延期した。昨年は、コース内に雪が残っていたため、29日にオープン。初日は、市内をはじめ、別海や中標津から愛好者約百人が訪れ、コースは一日中にぎわいを見せた。インコースとアウトコースの2コースはあり、全18ホール。「コース内の木がちょうど良い障害物になっている」と、利用者に人気だ。来月13日オープン予定の宝林パークゴルフ場は、通常の午前9時から午後5時までの開設のほか、6月から9月末までの毎週月、水、金曜は、午後8時まで夜間開放を実施する。昨年は、仕事を終えた市民らが仲間と共にプレーを楽しむ姿が見られた。一日券は、当日に限り3ヶ所共通で一般300円、65歳から69歳までは150円。高校生以下と70歳以上は無料。同じく3ヶ所共通で使えるシーズン券は、一般6000円、65歳から69歳までは3000円、17日から市青少年センターで発行する。65歳以上のシーズン券購入と、満70歳以上で無料券の発行を希望する人は、年齢を確認できるものを提示すること。なお、無料券の発行を受けなくても、その都度年齢を確認できれば無料で利用できる。
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2007.4.12(木)
根室は5月20日 サクラ開花予想 札幌管区気象台
札幌管区気象台が11日発表した、今年のサクラ開花予想(第1回)によると、根室地方の開花予想は昨年より3日遅い、5月20日となっている。開花予想は、過去の開花日と気温データから予想式を作成、これに昨年秋からの気温経過と気温予想を当てはめて求めている。サクラの開花は各気象台や測候所が定めた標本木を対象にしており、根室では根室測候所構内になる「チシマザクラ」が標本木となっている。根室地方の開花予想日となった5月20日は、開花平年値(5月20日)と同じ。昨年の17日に比べて3日遅い予想。サクラの開花を平年値と比べる場合「平年並み」とは平年値との差が2日以内、「早い(遅い)」とは平年値より3日以上早い(遅い)ことを言う。今年の第2回の予想発表は4月18日、第3回は4月25日に予定されている。同管区気象台の解説によると、サクラの開花は、一般的に気温が高いと早まり、気温が低いと遅くなる。北海道地方の2月からこれまでの気温は、3月中旬および4月上旬が平年並みであったほかは平年より高く推移した。今後、10日ほどは気温が平年より低くなる可能性が大きいと予想されている。このため、開花は北海道地方では平年並みの地点が多い見込みとしている。
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2007.4.11(水)
過去10年で2番目に少なく 今冬の除雪費3千万円切る
厳しい財政に少雪大助かり
根室市の今冬の除雪費は、少雪により出動回数が少なくなったのに伴い、当初予算額に対して64%の執行率となる2765万6000円にとどまったことが、18年度除雪費決算見込みで分かった。除雪費が3千万円を下回ったのは平成12年度以来6年ぶり、過去10年で同年度に次いで2番目に少なくなった。根室市は過去6年間、シーズン中に増額補正を組んできた除雪費の経過を踏まえて、18年度当初は前年度より1千万増額の4350万円の除雪費予算を計上した。ところが、新年度が始まったばかりの昨年4月3日から4日にかけて大雪のフル出動させたことから、このうち778万円をすでに使い、今冬はこれを引いた3572万円を実質的な予算額にして除雪シーズンに入ったことから、増額補正も覚悟してシーズンに入った。昨年12月に2回の出動があったことから、1月に除雪が多くなれば、あっという間に除雪費を使い切ることが懸念されたものの、暖冬によって1月はフル出動が1回もなし、2月に2回のフル出動があったものの、3月もなしとなり、結局シーズン中のフル出動は4回にとどまった。この結果、同年度の除雪費の決算見込みは、昨年4月出動分を含めても2765万6千円となり、予算額に対する執行率は63.58%となった。1584万4千円が不用額として残った。18年度の2765万円は、極端に少なかった12年度の1510万円に次いで過去10年で2番目に低い金額。除雪費でシーズン途中に増額補正を行わなかったのも、12年度以来のこと。根室市内では今冬、暖冬少雪により、降雪、積雪共に少なく、根室測候所の観測データによると、昨年12月こそ降雪の深さ56㌢、最深積雪20㌢で平年をそれぞれ23㌢、10㌢多くなったものの、1月は降雪の深さ26㌢(平年67㌢)最深積雪18㌢(平年21㌢)、2月は降雪の深さ43㌢(同58㌢)、最深積雪18㌢(同28㌢)、3月の降雪の深さ22㌢(同53㌢)、最深積雪10㌢(同23㌢)となり、除雪シーズン本番の1~3月に雪が少なくった。市都市整備課が除雪出動の参考データに使っている開発建設部の観測データでもシーズン中の降雪量の累計は100㌢にとどまり、前年度の186㌢を大幅に下回った。冬季の除雪は、建設関連を中心とする除雪業務の受託業者にとって貴重な収入源になっているため、見込んでいた収入が消える結果となったが、危機的な財政状況にある根室市にとっては、恵みの冬となった。
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2007.4.10(火)
根室高校、根室西高校で入学式 311人の新入生が入学
期待に胸膨らませスタート
根室高校と根室西高校の平成19年度入学式が9,10日、それぞれの体育館で行われ、合わせて311人の新入生が入学した。校長や来賓から激励の言葉を受けた両校の新入生は、期待に胸を膨らませると同時に気を引き締め、高校生活のスタートを切った。
根室高校では9日、普通科、商業科、事務情報科合わせて197人の生徒が入学した。新入生は、吹奏楽部の演奏に合わせて入場し、保護者や来賓、教職員らの温かい拍手で迎えられた。式辞の中で、廣瀬校長は「これからの3年間で、自ら学ぶ真の学問を身に付け、仲間と切磋琢磨しながら成長してください」と激励。後藤光利PTA会長に続いて長谷川敬二芭蕉同窓会会長が、創立101年目を迎えた同校の歴史に触れ、「伝統ある根室高校の生徒として活躍し、自己実現に向けてまい進してください」と述べた。最後に、新入生を代表して佐々木衣里日さんが「根室高校の生徒として学業に励み、努力することを誓います」と、力強く宣誓した。根室西高校では10日、普通科3クラス、114人の新入生を迎え、入学式が行われた。新入生は、緊張した面持ちで一人ずつ一礼をしてから入場。額田校長は「堅実練磨の校訓の下、責任と誇りを持って生活してほしい。迷いや悩みは成長するための大きなチャンス。3年間で大きく成長してください」とあいさつ。喜多國敏PTA会長は「社会に踏み出すための決まりや礼儀を身に付け、自分を磨いてください」と励ました。新入生を代表して、澤田全美さんが「西高生としての自覚を持ち、充実した高校生活をおくります」と誓った。
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2007.4.09(月)
松浦宗信氏が初当選 道議選(根室市区) 市民、若い力に望み託す
道議選は、前回選挙で小池氏が民主を離党し自民に鞍替えしたことから4人が出馬し、混戦の中を小池氏が5選を果たしたが、今選挙では前回次点の松浦氏が、昭和62年の選挙で小池氏に敗れた父・義信氏の雪辱を晴らし、初当選を果たした。今選挙で松浦氏は、自民党に復党、そして現職との対決で離党勧告を受けながら、混乱を避けるため自主的に離党して臨んだ。選挙戦では一貫して「閉鎖感打破」と「初志貫徹」を前面に打ち出した。一方、小池氏は昨年の市長選の流れそのままに経済、産業一丸となった体制で挑み、親密な新党大地代表の鈴木宗男代議士など中央との強いパイプ役や5期の実績を強調。しかし、多選批判を覆すことができず、自民への鞍替えで生じた自民党内の軋轢や従来の仲間である労組からの反発も大きく、票が上滑りした。今選挙では最後まで候補擁立に動いた民主党や、前回出馬した市議の壺田重夫氏のグループが立候補擁立を断念。このため松浦氏と小池氏の一騎打ちとなったことで、松浦氏が反小池批判票の受け皿となり、前回のように分裂することなく松浦氏に票が流れたことや多選による世代交代の意識が有権者にあったことなどが、千票もの差になって現れたと見られる。初当選を果たした松浦氏だが、課題は多い。特に一自治体で対応が困難になっている医師不足など医療問題は喫緊の課題で、領土問題や漁業、日豪の自由貿易協定(FTA)・経済連携協定(EPA)交渉にさらされている酪農業など基幹産業の振興など山積。また、昨年の「オール根室」で初当選した長谷川市長との連携、さらに離党した自民党との関係など立ちはだかる問題も多い。さらに今後、道議会での所属なども注目されそうだ。
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2007.4.07(土)
新1年生が学校生活のスタート
市内全小学校で一斉に入学式 啓雲中は9日に実施
市内すべての小学校で6日午前、一斉に入学式が行われた。在校生や教職員、保護者らに見守られながら、希望に胸を膨らませた新1年生が、元気に学校生活のスタートを切った。海星では、小中合同の入学式、光洋、柏陵など中学校5校では、午後から入学式が行われた。啓雲中は9日に実施する。
このうち、77人の新1年生を迎えた北斗小学校では、午前10時半から、体育館で入学式が行われた。6年生と教職員、保護者らの拍手に合わせて、新1年生が緊張した表情で入場した。山形校長は「学校は、みんなの嬉しい気持ちや頑張る気持ちを大事にします。仲間をたくさん作って、早く小学校の生活に慣れてください」と激励。続いて、澤村武之PTA会長が「北斗小でたくさんのことを学び、大きく成長してください」と呼び掛けた。在校生代表の佐藤伶真児童会長は、遠足や運動会などの行事を紹介し「一人ひとりの協力で、思い出をたくさん作りましょう」と歓迎。6年生が鼓笛とバトンを披露したほか、教職員が歌をプレゼントした。市教委によると、平成19年度の新入学児童数(4月2日現在)は287人。前年度は前後5年間の中で特に少ない234人だったが、今年度は53人増え、例年並みの人数まで回復した。小学校別では、北斗77人、花咲56人、成央93人、華岬小16人、海星小13人、花咲港4人、昆布盛2人、落石5人、厚床7人、共和4人、ゴヨウマイ7人、温根元3人。
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2007.4.06(金)
16日解禁、先陣が出漁へ 太平洋小型サケ・マス
「操業指導会議」は12日 市出漁壮行会、13日打合せ
今年のサケ・マス漁の第一陣として、日本200㌋水域内で操業する太平洋小型サケ・マス漁は、今月15日解禁されるが、根室市内の各漁協に所属する小型船は各港で出漁へ向けた本格的な準備に追われている。うち16隻が出漁を予定している歯舞漁港では全船が進水し、真新しい真っ白な船体塗装や、船首部の「黄色の帯」を塗装した船体を浮かべ、さっそく準備に追われ、浜は活気にあふれている。一方、道水産林務部・根室支庁は12日午前10時半から根室漁協会議室で、操業指導会議を開くことが決まった。また、根室市サケ・マス出漁壮行会は13日午後3時から、打合せ会議を開き、対応を協議するなど、出漁へ向けて慌ただしさを増している。
今年の200㌋内のサケ・マス漁での漁獲量は3175㌧。うち道内の太平洋小型サケ・マス漁船が操業する太平洋側の漁獲量は、前年を165㌧下回る2975㌧が設定されている。前年比では、操業隻数が減少したことで業界団体の要望どおりの減少となった。業界団体は、各船や各漁協への漁獲配分量を決めている。ロシア側に支払う漁業協力費は、4億7500万円から4億400万円の範囲内で漁獲実績に応じて決められることになっている。
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2007.4.05(木)
根室市 3月末人口3万1.000人割れ
住民基本台帳人口 前年同月比429人の減少
根室市の3月待つの住民基本台帳人口が3万920人となった。前年同月比429人の減少で、このペースで進むと早ければ3年後、遅くとも4年後には3万人割れとなりそうだ。また、核家族化などから1万3000世帯を維持してきた世帯数も1万2972世帯と割り込み、過疎化に拍車をかけている。
同市がまとめた住民基本台帳人口調べによると、3月末の人口は男性1万4758人、女性1万6162人で合わせて3万920人となり、前年同月比429人の減少となった。今年は市政施行50年の節目を迎えるが、市政施行した昭和32年当時の人口は3万7千人強で、それ以前は国勢調査による統計しか残っていないが、戦後復興期の昭和25年の国勢調査人口が2万9934人で、昭和20年代中盤の水準まで下がったことになる。根室市の住民基本台帳による人口のピークは昭和44年3月の4万9974人で、この37年間に2万人近い1万9054人も減少していることになる。ここ数年の1年間の減少幅は400人強で推移しており、このペースで人口減が続けば、早くて3年後、遅くとも4年後には3万人割れが現実のものとなるだけでなく、道や国が進める支庁制度の廃止や関係各省庁の再編、縮小などから一気に人口が落ち込むことも予想される。また、年間約400人が減少する中、世帯数は核家族化の進展などで1万3千世帯を維持してきたが、3月末の世帯数はついに1万3千世帯を割り込み、1万2972世帯となった。同市のピークは昭和58年8月の1万3430世帯。初めて1万3千世帯を超えたのが同48年8月のことで、世帯数は昭和40年代後半の水準にまで落ち込んだことになる。3月は進学や就職、官庁や大手企業、教員など人事異動による人口流出月とされ、毎年3月に大きく落ち込み、流入月の4月で回復するが、例年その回復幅は150人前後と少なく、4月には再度3万千人台に回復する見込みだが、過疎化の流れは止まっておらず、平成22年の国勢調査で3万人割れはほぼ確実と見られる。
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2007.4.04(水)
まちなかサロン4月から開設へ 通年開設を目指す
市中心市街地活性化推進協
根室市中心市街地活性化推進協議会が運営するまちなかサロン・恋問Ⅱが年度当初の4月から開設され、通年開設を目指す。今年で4年目の同事業は、昨年度夏にパソコンを設置して以降、中高生を中心とした利用が増加。3月には根室マルチメディア協議会が、「まちなかITコラボ恋問ネット祭り」を開くなど、市民団体から通年開設を望む声が高まっていた。通年開設に向けて独自財源の確保が、今後の課題となる。同サロンは、根室市の「まちなかにぎわい創出モデル事業」として90万円の補助を受けて同推進協議会の実行委員会で運営している。旧すずきに移転して2年目の18年度は写真展や魚拓展など計5回行われたほか、7月にはマルチメディア協議会がパソコン6台を寄贈し、インターネットの無開放で中高生の利用増が見られたほか、商店街独自のIT講習会も実施。さらに、北海道将棋連盟根室支部との共催で子ども将棋大会が3年ぶりに開催した。同年度の開設日数は通年開設を望み3月末まで開設したことから141日間開かれ、3677人が利用した。1日の利用者数平均は26.1人で、前年より減っているものの、前年度は旧すずき移転1年目で、大型遊具の設置やフリーマーケットなどの利用があったもので、今年は中高生や高齢者を中心に平日サロンを訪れ、気軽にパソコンに向かい、インターネットを利用する姿などが見られるようになった。今年3月には、マルチメディア協議会が根室市商店連合会や緑町商店街振興組合と共催で「まちなかITコラボ恋問ネット祭り」を開催し、収益金4万円を開設費用の一部に寄付するなど、通年開設を望む動きも見られた。同推進協議会では、こうした市民団体の要望を受け、4月からの開設を決めたもので、開設曜日は前年度と同様に金曜日から月曜日までの週4回とし、開設時間も午前11時から午後4時まで、時間外利用については別途協議する。同サロン運営は、市の補助金に頼っているのが現状。今年も予算額は90万円で家賃や光熱水道費、管理費などで月約10万円の経費がかかることから、4月から開設した場合、12月までの開設になる。同協議会では「通年開設の要望もあり、収益事業の創出など独自財源確保について知恵を出していきたい」とし、通年開設に向けて努力する。
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2007.4.03(火)
9冊目の豆本「二代目軍艦武蔵」完成 「ねむろむかしがたり」シリーズ
市歴史と自然の資料館
市歴史と自然の資料館はこのほど、根室の歴史や民話をまとめたポケットサイズの豆本「ねむろむかしがたり」シリーズの9冊目として「二代目軍艦武蔵」を作成した。千島巡検のために、明治20年代から根室港に入港していた軍艦武蔵のはたらきや根室との関わりを猪熊樹人学芸委員らがまとめ、来館者に配布している。
二代目軍艦武蔵は明治21年、横須賀で完工した1480㌧の砲艦。初めは警備艇として活躍していたが、北方調査やラッコなどの密漁取締りの拠点として、同26年頃から根室港に常駐するようになった。同35年5月には、根室湾口(金刀比羅神社寄り)で座礁した記録も残されている。座礁した場所や修繕関係者の事務所、詰所などを書き入れ、当時の住民が発行した地図も掲載した。また、武蔵艦が測量したことから「武蔵水道」と名付けられた天売島や焼尻島間の海域をはじめ、北海道以北で地名に残された「武蔵湾」、「武蔵堆」のエピソードも交えている。同資料館では、リンドバーグ夫妻、根室出身の作家寺島政柾史など、これまで発行した豆本も同様に配布している。
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2007.4.02(月)
根室市区の期日前投票好調 知事選40㌫増、道議選28㌫
前回不在者投票との比較で
北海道知事選挙に続いて、道議会議員選挙が告示されたのを受けて、根室市区で期日前投票を利用して投票を済ませる有権者が増加している。今選挙における期日前投票者数は1日現在、同制度実施以来の不在者投票制度下だった前回選挙の同時期に比べて知事選で約40㌫、道議選で約28㌫も増えていることが、市選管の集計で分かった。
期日前投票制度は、投票日当日に仕事や旅行、レジャー、冠婚葬祭などによって不在となることが見込まれる場合に、選挙期日前であっても投票できる制度。15年12月の公職選挙法の改正によって、16年夏の参院選から導入され、各級選挙で行われているが、知事選では今回が初実施。22日に告示された知事選は23日から、30日告示された道議選は31日から期日前投票の受付が始まった。市選挙管理委員会によると、1日までに期日前投票で投票を済ませたには、知事選が511件で、前回同期間の366件を145件、39.6㌫も上回っている。道議選は362件で、前回同期間に比べて79件、27.9㌫上回っている。根室市では、期日前投票制度導入以降、それまでの不在者投票に比べて投票日前に投票する有権者の増加傾向が続いており、今回の知事・道議選で期日前投票制度の利用がどの程度になるか注目される。期日前投票は市役所1階ロビーで、投票時間は午前8時半から午後8時まで。入場券を持参すると良い。知事・道議選挙共に投票日前日の7日まで受け付けられる。不明な点は、市選挙管理委員会(0153-23-6111内線2330番)へ。
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