2008.3.31(月)
史跡標柱36基のガイド 「ふるさとねむろ史跡散歩」発行 港小の煤賀校長・一本嶋教頭
今年度で退職する花咲港小学校の煤賀克文校長がこのほど、一本嶋仁志教頭と共に「ふるさとねむろ史跡散歩・史跡標柱を訪ねて」を発行した。市内36基の史跡標柱にまつわる歴史的背景やエピソードをつづり、当時と現在を写真で比較している。今後もねむろの地理や教育などをテーマに発行する予定だ。
煤賀校長は、「街中の史跡標柱は、いにしえの入口。調べて見ると意外と知られていない歴史の再発見や再認識につながり、郷土史の面白さを感じる。古い歴史を持つ根室の奥深さを知ってもらいたい」と、標柱をテーマにしたガイドブックを作成した。2人は夏休み期間中に36基を回り、煤賀校長が執筆、一本嶋教頭が写真撮影、編集を担当。1年がかりでまとめた。江戸時代から明治時代にかけて道東・千島の漁場を開拓した藤野家;の勢力を記した金刀比羅神社境内の「安政2年の石灯籠」、明治5年、本町3に建てられた根室最初の商店「白木屋」、明治時代の大実業家・柳田藤吉が築いた本町埋め立て地の石畳など、いずれも市歴史と自然の資料館の写真や市図書館;の資料などを用いて、当時と現在を比較している。ハンドブックはB6版(B5版の半分)、74ページ。表紙は、流氷が漂着する根室港を描いた煤賀校長のスケッチ画。百部発行し、「フィールドワークや歴史探索に活用してほしい」と、同校や資料館などに配布した。煤賀校長は退職後も市内に在住し、郷土史を掘り起こして次作の発行に取り組む。一本嶋教頭は4月1日付けで標茶町磯分内小に異動する。ハンドブックは、学校を離れる2人から、子供たちへ最後の贈り物となった。ハンドブック「の問い合わせ・希望者は煤賀校長)24-2088)まで。
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2008.3.29(土)
除雪費、過去10年で最低 少雪で出動わずか2回 市財政に恵み、受託業者は当て外れ
根室市の今冬の除雪費が、過去10年で最低となることが確実になった。28日現在、今季の除雪費用は約970万円で、当初予算額のわずか23%にとどまっている。およそ3.000万円余が残ることになり、厳しい市財政にとっては恵みになったが、建設関連を中心とする除雪業務の受託業者にとっては冬場の貴重な収入源が消え、車両の維持費にもならない状況で、市全体として必ずしも歓迎すべき結果になっていないのが実情だ。
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2008.3.28(金)
EPJO・ユジノサハリンスク市室内管弦楽団の根室公演開催へ 根室公演実行委発足
ユジノサハリンスク市室内管弦楽団の根室公演に向けて、同楽団根室公演実行委員会が発足した。メンバーには、同楽団と交流している市内のビッグバンド・イースト・ポイント・オーケストラも加わり、音楽を通じた交流が深まっている。
同楽団は、平成11年2月に指揮者で、サハリン文化基金受賞者であるズラジャーエフさんが中心となって市内の音楽教師、音楽家らで創設。専門の音楽教育を受けたプロで構成されたロシア極東を代表する楽団で、同15年に開かれた「根室ロシアフェスティバル」で初来根している。同フェスで、EPJOとジョイント・こんさーとを開いたことをきっかけに交流が始まり、翌16年にはフルメンバーで来根し、その素晴らしい演奏を根室市民に聞かせた。また、昨年は、EPJOの音楽性をズラジャーエフ団長が高く評価し、ユジノサハリンスク市開基120年を記念したコンサートにEPJOを招待。音楽を通じた交流を深めている。今回の来根は、同楽団の北海道公演に合わせて根室での演奏を打診したところ快く引き受けてくれたもので、一行は9月10日に根室入りし、11日の根室市総合文化会館でコンサートを開く。根室公演では、根室市民交響楽団ストリングスなどとの交流演奏なども企画している。実行委員会の事務局長を務めるEPJOの丸山さんは「ユジノサハリンスクの演奏会では、ユジノサハリンスク市の120周年は別だが、北方領土問題があってサハリン州60周年は素直に祝うことができないと申し入れると、理解を示し、ポスターやプログラムからその文言を外してくれるなど配慮してもらえた。音楽を通じ理解し合うことが領土問題解決の一つの切り口になるのであればうれしい」と話している。
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2008.3.27(木)
ふれあいクラブ弥生・青少年相談室が「恋問」2階に移転 不登校生の支援を強化 市教委
勤労青少年ホーム内に開設していた適応指導教室「ふれあいくらぶ弥生」がホーム閉館に伴い、新年度から緑町2のまちなかサロン・恋問U2階に移転する。同階に市役所第2庁舎にある「根室市青少年相談室」も移し、不登校生の支援体制を充実させる。4月21日から新施設で活動する。
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2008.3.26(水)
三菱UFJ信託銀行の寄付で野鳥保護区購入 酪陽のタンチョウ生息地34.8ヘクタール 日本野鳥の会
財団法人日本野鳥の会(事務局東京、柳生博会長)は25日、三菱UFJ信託銀行からの寄付を基に、タンチョウ1つがいが生息する市内酪陽の湿原34.8ヘクタールを10日付けで購入したことを発表した。「三菱UFJ信託銀行野鳥保護区酪陽」とし、タンチョウの繁殖に努める。今回で同会野鳥保護区は全国に25万ヶ所。このうち、根室には10ヶ所、1234.6ヘクタールを保有する。
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2008.3.25(火)
老人ホームで清掃奉仕 根室高校ボランティア局
根室高校ボランティア局は24日、根室隣保院付属養護老人ホームを訪問し、ロビーの窓拭きや車椅子などの清掃奉仕活動を行った。同養護老人ホームの訪問を続けて9年目。年に2.3回、施設の清掃活動を行っている。この日訪問したのは、ボランティア局員5人と顧問の川嶋哲典教諭。ロビーや玄関の窓、テーブル、椅子などをぞうきんで丁寧に拭いた。また、日ごろ入所者が使用している車椅子約40台を念入りに拭き、消毒した。この日は、施設の利用者も一緒に窓拭きを手伝い、高校生と交流を深めた。周田泰俊施設長は「いつもありがとうございます。とても助かっています」と、感謝の言葉を述べた。同ボランティア局は、介護老人保健施設「セラピーこざくら」でも清掃奉仕やデイサービス利用者らと交流した。このほか、年間を通して保育所訪問や図書館での読み聞かせなどを行い、地域とのかかわりを深めている。
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2008.3.24(月)
4月15日から企画展 「縄文まじかるレッド」 市歴史と自然の資料館
市歴史と自然の資料館は、北海道有形文化財に指定された「初田牛20遺跡」の土偶と副葬品を多くの人に見てもらおうと、4月15日から6月15日までの2ヶ月間、企画展「縄文まじかるレッド」を同館で開催する。期間中に展示解説講演を実施し、土偶や櫛を赤く塗り、死者をなぐさめた縄文人のマジカル(呪術的)な世界を紹介する。
道教委は2月、「道東では土偶の出土例は極めて少なく、道央・道南に集中する土偶を伴う祭祀が道東まで広がっていたことを示す貴重な資料」として、、「初田牛20遺跡」から出土した縄文時代後期後半(約三千年前から三千五百年前)の土偶一体と副葬品77点を道有形文化財に指定した。土偶は昭和63年の発掘調査で出土。18個の破片を接合し、ほぼ完全体に復元された。全長18.2センチ、扁平な板状で、全面にベンガラ(赤色顔料)が付着している。また、副葬品として、国内でも発見例の少ない漆塗りの櫛、環状の土製耳飾り、玉類、石器など77点が出土した。企画展には、同時代の恵庭市「カリンバ3遺跡」、新ひだか町「御天山遺跡」の写真パネルも展示。同じように赤く染められた出土品や文化などを紹介する。展示解説講演「初田牛の土偶と赤いお墓」は、4月26日と6月1日の午後2時から実施予定。同館の猪熊樹人学芸員が、出土品の特徴や道内遺跡との関連性などを説明する。
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2008.3.22(土)
地図表記「歯舞群島」に統一 国土地理院 変更後の地図を1日発行 教育現場も「群島」で学習へ
国土地理院は21日、地図上で「歯舞諸島」と表記していた地名を「歯舞群島」に変更し、変更後の新表記による5百万分の1地図「日本とその周辺」を4月1日に刊行することを発表した。「歯舞群島」の地名は、法令や外交文書で使われ、根室市もこれまで恒常的に使用してきたが、地図表記が採用される学校教育では「歯舞諸島」と学んでおり、今回の変更によって諸島、群島2つの表記があった地名が「歯舞群島に統一され、教育現場でも実態に沿った地名で学ぶことになる。
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2008.3.21(金)
厚床墓地内にヒグマの足跡 住民に注意呼び掛け 根室警察署
彼岸の中日の20日午前、根室市西厚床の厚床墓地敷地内で真新しいヒグマの足跡が発見され、根室警察署では関係機関に周知するとともに、彼岸の墓参りで住民が同墓地に参拝に来ることから住民に注意を促している。同署によると、ヒグマの足跡は、同日午前6時半ごろ、犬の散歩のため同付近を通りかかった住民が真新しい8個の足跡を発見し、同署厚床駐在所に届けた。足跡は縦18センチ、横8センチで同日未明に通ったものとみられる。20日は彼岸の中日で墓参りに同墓地を訪れる住民も多いことから、同署では根室市、根室支庁など関係機関に通報するとともに、付近住民に注意を呼び掛けている。根室市内では今月に入り、14日に湖南の国道44号線脇でヒグマが目撃されており、雪が少ないことなどから例年より早く冬眠から覚め、活動しているようだ。
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2008.3.18(火)
アクアウォーキング教室開く 15人が体力づくりに励む 市教委
第3期「アクアウォーキング教室」(市教委主催)がこのほど市温水プールで開かれ、受講者15人が水中ウォーキングや音楽に合わせて体を動かすアクアビクスに挑戦し、体力づくりに励んだ。同教室は、市教委が年3回実施している恒例の講座。変化に富んだ水中運動で、楽しみながら健康づくりできるとして、毎回人気を集めている。第3期は7日から14日まで計3回開かれ、高齢者や主婦ら、定員いっぱいの15人が受講した。講師は、根室水泳協会の星川加奈子さんと松永美佐子さん。受講者は、ビート板を使った水中ウォーキングやリズムに合わせて踊るアクアビクスなどで、全身の水中運動を楽しんだ。水中では、水の抵抗により、陸上よりも少しの運動でエネルギーを消費するほか、浮力で体重が30〜60%に減るため膝や腰への負担が少ないという。参加者は「教わった運動をこれからもプールで実践したい」と話していた。
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2008.3.17(月)
市内2校で273人が春つかむ 道立高校合格発表
道立高校の合格発表が17日、全道一斉に行われ、市内では根室高校と根室西高校の2校で273人が合格をつかんだ。午前10時、両校の生徒玄関前に合格者の受験番号が張り出されると、詰め掛けた受験生や父母らが抱き合って喜びの声を上げ、涙ぐむ生徒の姿も見られた。なお、両校のHP上でも合格者の受験番号を掲載している。
市内2校の玄関前には受験生、父母、教師らが多数集まり、合格発表の瞬間を待った。根室高校前では、合格者番号が張り出されると、自分の番号を見つけた受験生が「やったー」、「おめでとう」と、友人や家族と抱き合い、涙ぐんだ。また、携帯電話で合格を知らせたり、記念撮影をしたりして喜びをかみしめていた。倍率1.4倍の事務情報科合格した受験者は「とにかくうれしいの一言です。高校では野球部に入って頑張りたい」と声を弾ませた。根室高の合格者数は、普通科120人、商業科40人、事務情報科40人で、それぞれ定員どおり。根室西高普通科は定員120人に対し、73人が合格した。根室西高普通科は、25日から27日まで二次募集の出願を受け付ける。
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2008.3.15(土)
川口で今年初のヒグマ情報 春近づき活動活発化か 市は新エンド、捕獲檻を導入
昨年11月下旬を最後に冬季間なかったヒグマの出没情報が14日、根室市に寄せられた。春が近づき活動が活発になってきた可能性もあり、今年最初の目撃情報に市農林課では、市民に注意を喚起している。昨年目撃情報が相次ぎ、転落事故死したとみられる牛が食べられたり、民家に近接した養蜂箱が荒らされる被害があったことから、根室市は危険防止に必要と判断された場合に即応できるよう、新年度にヒグマ用の大型捕獲檻(箱わな)一基を備える計画で、現在市議会で審議中の予算案に購入費などを盛り込んでいる。
14日寄せられた目撃情報は、午前11時頃、川口の国道44号新酪農展望台付近を車で通りかかった男性が、路肩にヒグマ一頭を目撃したというもの。現地調査では痕跡などが確認できなかったが、川口から湖南にかけての国道沿線では昨年も目撃情報が相次いでいる。根室市では昨年7月から11月にかけて別当賀、川口、槍昔などでヒグマの目撃情報12件も相次ぎ、9月25日に西厚床で牧場内の側溝に落ちて死んだ牛がヒグマに食べられた跡が見つかったほか、10月6日には別当賀の民家近くで養蜂業者が設置した蜂の巣箱が荒らされる事件も起きた。最近のヒグマの目撃情報が、人家に接近している上、2件の事件も相次いだことから、市は昨年10月中旬、関係機関によるヒグマ対策担当者会議を開き、捕獲駆除が必要と判断された場合に箱わなを設置できる準備を整えておくことを確認していた。当初、箱なわを所有している近隣自治体から借りることも検討されたが、いつ起こるか分からない事態に迅速に対応するため、市で箱なわを購入し、備えることになった。
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2008.3.14(金)
18日から角谷栄一さん 写真展「こんぶ」 約40点展示、市図書館
地域行事や人々の暮らしをテーマに撮影している写真愛好家の角谷栄一さんが18日から市図書館集会室で、4年ぶり2度目の写真展「こんぶ」を開く。根室のコンブ漁を支える漁師たちの横顔やコンブ干しを手伝う子どもたちの生き生きいた表情など、3年間にわたって撮りためた作品の中から約40点を展示する。 徳島県出身の角谷さんのカメラ歴は20年余り。「地域のほのぼのとした、元気の出る写真を撮りたい」と、人物に焦点を当てた作品が多い。根室での生活は6年目、地域行事や学校行事などに頻繁に足を運んでカメラに収め、作品数は1.000枚に及ぶ。平成16年には、東京周辺の行商風景やコンブを背負う根室の女性らをテーマにした写真展「せおう」を市内で開催した。写真展「こんぶ」は、地域産業を支えるコンブ漁にかかわる人々をテーマに撮り続けた集大成。6月から9月下旬にかけて歯舞、双沖、温根元などの漁師を訪ね、作業風景を撮影した。ヒキウスの「拾いコンブ漁」、貝殻島コンブの出漁、家族総出で行うコンブ干し、浜で引き上げたコンブを背負う女性、また昨年の第1回「日本最東端の豊かな水と大地フォトコンテスト」で入賞した「光る海」など、約40点をA4サイズで展示する。角谷さんは「普段食べているコンブがどのような過程で製品になるか、子どもたちに知ってもらいたい」と話している。同展は18日から25日の午前10時から午後6時(最終日は午後5時)まで。20日、24日は休館。入場無料。
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2008.3.13(木)
コンブ被害を調査 「特別な被害はなし」 流氷接岸した太平洋沿岸 歯舞漁協
太平洋沿岸の釧路管内に漂着した流氷で、コンブが削られ、浜に打ち寄せるなど被害が懸念されているが、同じく太平洋沿岸にコンブ漁場を持つ歯舞漁協は11日、納沙布岬から友知地区にかけての沿岸で被害状況調査を行った。同漁協では「浜に削られたとみられるコンブはあったが、特別な被害はないようだ」rと、安堵いている。同漁協は「接岸した後大きなシケがなかったことが幸したようで、すぐに沿岸から離れたことも良かった」と話している。
根室測候所によると、今冬根室湾沿岸への流氷の接岸への流氷の接岸初日は2月29日に観測。平年より11日遅く、2年ぶりの接岸となった。その後、根室湾から南下して納沙布岬から太平洋側へ帯状になって流れ出すなど、風の影響で出入りが切り返されていた。歯舞漁協地元の納沙布岬から友知地区の沿岸に接岸したのは5,6回。幸い居座るという状況ではなかったが、釧路管内での被害もあり、11日、担当職員が地区を回って漁民からの聞き取り調査や海岸線での調査を行った。同漁協によると、一部では「削られたと思われるコンブの切れはしも見つかったが、特別大きな被害はなかった」という。同漁協では、接岸後、大きなシケがなかったことで流氷自体が動くことによって海底のコンブが削られるケースがなかったとみられる。接岸後はシケもなく、「沿岸から離れたことが幸いした」と見る。ただ、根室湾沿岸で流氷が見られ、風や潮流によって太平洋へ流れ出し接岸することも予想されるため、安心はできないとしている。同漁協によると、前浜のコンブ漁は7月中旬から始まるが今が成長期。水深3.4メートル海域では、幅6センチ前後、長さ1メートルほど成長している大切な時期という。削られる被害が出れば当然、生産量に影響を及ぼすだけに、流氷動向を見守っていくとしている。
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2008.3.12(水)
柏陵中、光洋中で卒業式 3年間の思い出胸に巣立つ 残る5校でも14日までに卒業式
市内の中学校2校で12日、ひと足早く卒業証書授与式が行われた。柏陵中で90人、光洋中では94人の卒業生が、恩師や保護者、在校生らの祝福を受けながら、3年間の思い出と感謝を胸に、学び舎を巣立った。今年度、中学校を卒業する市内の生徒は、前年より21人少ない390人。残る5校でも14日までに卒業式が行われる。柏陵中では、吹奏楽部の演奏と会場の大きな拍手を浴びながら、卒業生が晴れやかな表情で入場した。田辺幹雄校長は「見る前に跳べ」という言葉があります。ためらいや不安は振り払い、まず挑戦する。選んだ方向へまっしぐらに進む。だめならそこから新たな方向へ進む。諸君の前に道はなく、歩いたところが道になる」と激励し、卒業生一人ひとりに声を掛けながら卒業証書を手渡した。卒業生を代表して木村一夢君が「これから一人ひとり新しい道へ進んで行きます。困難に直面しても、この中学校で学んだたくさんの経験や思い出を忘れずに頑張っていきます」と誓った。最後に、全校生徒で「旅立ちの日に」を合唱し、卒業生の門出を祝った。13日は啓雲中・落石中・歯舞中、14日は厚床中と海星中で卒業式が行われる。
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2008.3.11(火)
「オーロラ号」の運賃改定、公住駅前線廃止を届出 釧路運輸支局へ 根室交通
根室交通は、根室-札幌都市間バス「オーロラ号」の運賃改定と公住駅前線廃止を釧路運輸支局に届け出た。いずれも4月1日実施で、「オーロラ号」は特急まりもの根室駅乗り入れの対応策として割引運賃改定していたものを解除するもので、片道大人7.200円に引き上げる。また、公住駅前線は利用減から廃止するもので、代替措置として現行の市内線、公住循環線などの繰上げ運行などで「現在の利用者には不便をかけない」としている。
同社によると、根室-札幌都市間バス「オーロラ号」は、当初片道7.140円(往復1万2.840円)で運行していたが、平成13年に夏期間限定で特急まりものJR根室駅延伸に対する対応策として3ヶ月限定で割引運賃の片道6.630円に設定。利用者に好評だったため、この措置を継続していた。特急まりものJR根室駅延伸が廃止されたことや原油高騰で燃料コストが嵩んできたことから、当初水準の運賃設定に見直すもので、大人片道7.200円に、学生は6.500円、小人は3.600円にそれぞれ値上げする。これに伴い、利便性向上対策として、千歳空港とのアクセス向上から大谷地バスセンターの降車が可能になるほか、開通したトマム-清水間の高速道路を使用。事故の多い日勝峠を回避すると共に、高速道路を使用することでゆとりを持った運行になる」という。一方、公住駅前線の廃止は朝夕の通勤バスとして運行していたもので、利用減から廃止に踏み切った。同社では、市内線、公住循環線、厚床線、納沙布線の出発時間をそれぞれ繰り上げ運行するなど「代替措置を最大限緩和し、利用者に不便をかけない形で廃止したい」としている。
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2008.3.10(月)
今年1月現在の根室中標津空港利用状況 前年4.8%減の17万1.700人 知床世界自然遺産ブームにかげり 釧路土現
根室中標津空港の19年度の利用客数は、1月末現在で17万1.700人、前年同期比4.8%減で、搭乗率は53.1%と低迷している。1月の利用客数は1万3.100人、同9.4%減と大きく落ち込み、搭乗率も50%を割り込む44.8%。知床世界自然遺産ブームにも陰りが見えている。
釧路土木現業所中標津空港管理事務所がまとめた19年度2月末現在の利用状況調べによると、丘珠、千歳、東京の各便の利用者合計は昨年4月からの累計で17万1.700にん。対前年で上回ったのは7,12月だけで、気候も良く食べ物も美味しい9,10月は共に対前年比10%を超える落ち込みとなり、搭乗率は53.1%と同2.1ポイント下回った。また、1月利用者数は1万3.088人で、月間の搭乗率は50%を割り込む44.8%にとどまった。各便ごとに見ると、19年の暦年で平均搭乗率64%だった丘珠便は、年度累計で6万3.646人、同3.5%減。1月の利用者は5.410人、同12.8%と大きく落ち込み、搭乗率も60%台から転落し58.5%と落ち込んだ。また、4月から廃止される千歳便は、年度累計で2万7.371人、同3.5%減。1月2.272人、同13.8%減で、搭乗率は23.6%となっている。一方、ドル箱の東京便は累計で8万724人、同6.3%減と大きく落ち込んだものの、搭乗率64.4%となった。1月中の利用者数は5.406人で、同4.4%減、搭乗率は60%を割り込む52.2%だった。根室中標津空港は、玄関口など改修工事が進み、4月には共用開始となる反面、すでに千歳便の廃止が決まっており、今後、地域一体となった利用率向上対策が必要となる。
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2008.3.8(土)
高校生ボランティアサークル「組み木」今年度で解散 22年間の活動に終止符
1.2年生の加入者がおらず、昨年7月から活動を休止していた市内の高校生ボランティアサークル「組み木」が今年度いっぱいで解散することを決めた。1日で会員の3年生が卒業したため、22年間の活動に終止符を打った。
組み木は、昭和60年11月、市教委の高校生ボランティア養成事業として結成。当時はまだ両校にボランティア団体がなかったため、生徒の奉仕活動や社会参加、2校の交流の場としてつくられた。組み木は街頭募金、市内清掃、チャリーティーバザーなどを実施。また、こどもの日やクリスマスのイベントでは、小学生らにげーむやおもちゃ作りなどを教えて異世代交流を図ってきた。会員は、卒業後もそれぞれボランティア活動に励み、市内の福祉に貢献している。両校にボランティア局・部が設立されてからは、会員数が年々減少。掛け持ちで活動する会員もいたが両立は難しく、実際にイベントに参加できる会員数は限られていた。昨年4月から、市教委と会員が会員募集のPRを続くたが希望者は現れず、3年生の7人は、受験や就職活動に専念するため活動を休止していた。小畠会長は、「22年間たくさんの皆さまに助けていただき、深く感謝いたします。組み木は解散しますが、後輩が両校のボランティア局・部で活動いているので、ご協力をお願いします」と、市民に呼び掛けている。なお、サークル活動費の余剰金約3万円は、市社協ボランティアセンターに預託する。市教委社会教育課は「今後ボランティア活動を希望する生徒が現れたときには、サポートしていきたい」と話している。
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2008.3.7(金)
「天然ホタテ貝」今年も水揚げ 春季外海ウニけた網漁 根室市場
大型の貝では7、800グラム前後もある根室海峡での「天然ホタテ」が、今年も6日から水揚げされている。「貝柱」は100グラム以上もあり、ほとんどは「活貝」として大消費地へ送られている。ホタテ貝の市場価格の低迷もあり、同日の根室市場でのセリ価格は高値がキロ当たり330円から320円と、昨年の初水揚げ時の価格に比べて100円も安かったが、市場は活気を見せた。
1日の解禁以降、接岸した流氷の影響で足止めされ、5日の初出漁となった根室海峡海域の「春季外海ウニけた網漁」で、今年もホタテ貝が「混獲」として、水揚げが認められている。根室市場によると、初水揚げは約 3.5トン。操業船1隻平均350キロ前後の漁獲。貝自体は1枚7、800グラム前後が中心。中には1キロのある超大型貝も。根室市場や漁業者、買受人らによると、7、8年を経過した貝とみられ、「貝柱」自体も100グラム前後に成長しているという。同ウニけた網漁は、別海・野付沖や根室湾沖の造成ホタテ漁場と隣接しているが、3.4年貝で生産しているホタテ貝と比べて、貝の大きさの違いは明らか。漁協担当者は「造成漁場からの浮遊幼生が成長したのだろう」とみている。6日午前9時から根室市場で行われたセリでは「成貝」は、キロ当たり347円〜336円と、昨年のはしり価格だった同430円〜360円を大きく下回る安値スタートとなった。関係者によると「活貝としての関西方面からの需要です」と話していた。小型貝はキロ当たり231円だった。
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2008.3.6(木)
ワイズユースの会バッチ制作 オオワシを題材に
「ラムサール条約湿地」風蓮湖・春国岱の保全とワイズユースを考える会は、春国岱に集まる猛禽類の中から特にバードウォッチングに人気のオオワシを題材にしたバッチ2種類を制作した。会員用とバッチ検定試験合格者用で、合格者用バッチは第1回試験合格者にさかのぼって贈呈する。
同会は、風蓮湖・春国岱のラムサール条約登録を受けたのを機に設立したもので、日本野鳥の会根室支部やねむろ自然ガイド・ラクルなど自然保護団体や根室青年会議所、各ロータリー・ライオンズクラブなど奉仕団体、根室商工会議所などで構成。個人会員を募り、ワイズユース推進保全グループ、奉仕活動推進グループの3つのワーキンググループで活動している。バッチ作成はワイズユース推進グループで行ったもので、会員用とバッチ検定試験合格者用のオリジナルバッチとして作ったもの。題材を春国岱に集まる猛禽類の中から特にバードウォッチャーに人気のオオワシに絞込み、デザインはビエント・エルパソの千葉勝博さんに依頼。バッチはブロンズ製で、獲物を狙って大空を羽ばたいているオオワシとまさに飛び立とうとしているオオワシの2種類を作成した。バッチ検定試験合格者用は大空を羽ばたいているオオワシのバッチで、先月9日から11日にかけて実施した「ねむろバードランドフェスティバル」で行った検定試験の合格者19人と昨年度実施第1回検定試験の合格者14人の合わせて33人に贈呈した。世界各地のサンクチュアリでは、こうしたバッチなどを観光や野鳥観察の記念品として販売し、保護活動の一環に結び付けるケースが多くみられることなどから、今後の展開をさらに検討していく。
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2008.3.5(水)
氷の上でのんびり 根室港にハクチョウ飛来
結氷した根室港内に5日朝、ハクチョウが飛来し、根室漁協の市場前の氷の上でのんびりと羽を休める姿が見られた。1月厳しい寒波で結氷が進んだ根室港は、オホーツク海から南下した流氷に寒波で発達した沿岸氷が混じった海水が埋め尽くされていることもあって、港内も一面結氷したまま。5日朝、氷の上で羽を休めているのが目撃されたハクチョウは10羽ほど。結氷した根室港には、船の出入りがないため、訪れる人もまばらで、ハクチョウたちは、静かなたたずまいの中で、たまに通りかかる市民に優雅な姿を楽しませていた。
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2008.3.4(火)
国保税資産割の賦課漏れ税額確定後に遡及課税 市長が行政報告で方針 第1回市議会定例会 支庁存続運動も改めて決意
長谷川俊輔市長は3日開会した第1回市議会定例会で、道知事に対して行った根室支庁存続を求める要望結果と先ごろ判明した国保税の共有名義の固定資産にかかる資産割賦課漏れへの対応について行政報告した。こうち国保税の資産割賦課漏れについては、対象となる条件や税額がかくていした後に遡及課税を行っていく方針を明らかにした。
国保税における共有名義固定資産に対する資産割賦課漏れは、共有名義の固定資産について持分に応じて賦課しなければならないのに。賦課していなかった問題。今年1月茨城県の8市町村で発覚、その後根室市でも行っていなかったことが明らかになった。行政報告で長谷川市長は「適正な課税処理を執行しなければならない市として、国保加入者の皆さまにおわび申し上げる」と陳謝。現在作業を進めている賦課漏れの対象件数や税額等の確定後に遡及課税を行っていく方針を示した。道の調査では、道内で根室市を含む40市町村で共有名義固定資産に対する持分に応じた賦課が行われていなかったことが分かっている。一方、根室支庁の存続問題では、1月28日に市総合文化会館で開いた存続決起集会、市民1万5.085筆の署名を添えて2月4日に道知事に対して行った要請行動と同日の道議会道州制・地方分権改革等推進調査特別委員会での支庁制度改革集中審議の傍聴、2月27日に行った2回目の集中審議傍聴結果を報告した。このうち2回目の集中審議について長谷川市長は、質疑を通して道側から、地域の振興策として「政策展開方針」を策定する考えや振興局に地域づくりや地域産業の振興に関するスタッフの配置、本庁に地域づくりの推進本部を設置することなど新たな提示があったことを報告した上で、「内容の詳細に不透明な点が多く、また、私どもの要望に応じていない」と見解を述べた。その上で「地域を疲弊させる支庁制度改革は断じて容認できるものではない」として、根室支庁の存続を今後とも市民一丸となって、管内4町とも連携を図りながら、北海道に対して強力に要望していく決意を示した。
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2008.3.3(月)
流氷群に囲まれた貝殻島灯台 太平洋へ流れ出る 納沙布岬
先月29日に「流氷接岸初日」が観測された根室沿岸での流氷群は、納沙布岬を交わして、太平洋側へ流れ出ている。北方領土・貝殻島は流氷群に囲まれた状態となるほど、密接度は高い。根室測候所の「流氷接岸初日」の観測は平年比では11日遅かったが、その後風や潮流の関係で出入りはあったが、3日午前は根室沿岸から牧の内地区、豊里地区、温根元地区そして納沙布岬まで、海面を覆い尽くすしており、まるで「氷原」という感じだ。納沙布岬沖から珸瑤瑁水道の潮流に乗って太平洋側へ張り出し、珸瑤瑁沖から歯舞沖まで帯状となって流れている。同岬で食堂を経営している猪爪清一さんによると、3日朝からは納沙布岬灯台と貝殻島灯台の間は隙間がないほど「海を覆い尽くしてしまったという感じです」と話していた。同岬では昨年は接岸がなかったため、今年は2年ぶり。「流氷観光に期待しています」とも話していた。一方、太平洋側の落石地区でも前浜に流氷群の一部が接岸したと、地区の漁業者から連絡が入った。
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2008.3.1(土)
根室高校、根室西高校で卒業式 280人が学び舎を巣立つ
3年間の思い出を胸に
根室高校と根室西高校の卒業証書授与式が1日、;それぞれの体育館で行われ、両校合わせて280人が夢と希望に胸を膨らませ、学び舎を巣立った。卒業生は3年間の思い出を振り返り、保護者や恩師、在校生らに見守られながら、卒業証書を手にした。この日、道内の公立高校で一斉に卒業式が行われた。根室高校では普通科118人、商業科36人事務情報科31人、根室西高では普通科95人が学び舎を卒業した。根室高の第62回卒業証書授与式では、一人ひとりの名前が読み上げられ、各クラスの代表が卒業証書を受け取った。廣瀬校長は「失敗や挫折を恐れず、しっかりと地に足をつけた生き方をしてほしい。希望の道へ向かって果敢に挑戦を」と励ましの言葉を贈り、卒業生代表の堰合和也君が3年間の思い出を振り返り、恩師や保護者への感謝の言葉を込めて答辞を述べた。3ヵ年皆勤賞15人、学業などで優秀な成績を収めた10人には表彰状が贈られた。一方、根室西高の第38回卒業証書授与式では、額田校長が「本校で培った友情を大切な宝物として育み、根室を豊かで活気あふれる街にしてほしい。周囲の人々から頼られる存在になってください」と激励。卒業生を代表として、大内さゆりさんが「これからは社会人として、一人の大人として生きていきます。つまづき、道に迷うこともあるかもしれませんが、私たちを成長させてくれた西高への感謝を忘れません」と誓った。このほか、皆勤賞2人と精勤賞8人が表彰された。
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2008.2.29(金)
初田牛20遺跡と副葬品を道有形文化財に指定
和田屯田被服庫以来40年ぶり 道教委
道教委は27日、「初田牛20遺跡」から出土した縄文時代後期後半(約3.000年から3.500年前)の土偶一体と副葬品77点を道有形文化財に指定した。市内の道有形文化財指定は、昭和43年の「和田屯田兵村の被服庫」以来、40年ぶり2例目。所蔵する市歴史と自然の資料館は、近く土偶と同時期につくられた道内遺跡の写真などと併せて、企画展を開く予定だ。
市教委は昨年4月、道教委に道指定有形文化財の申請をしていた。土偶は昭和63年、市教委による発掘調査で発見されたもの、18個の破片を接合し、ほぼ完全体に復元。全長18.2センチ、全体的に偏平な板状で、胴部の厚さは1.9〜2.4センチ、足は前方に張り出す。目、鼻孔、口、手足の指が明瞭な線で彫られ、全面にベンガラ(赤色顔料)が付着している。また、周辺からベンガラで覆われた人骨と共に、副葬品として、国内でも発見例の少ない漆塗りの櫛、環状の土製耳飾り、玉類、石器など77点が出土した。道教委および諮問機関の道文化財保護審議会は「道東では土偶の出土例が極めて少なく、道央・道南に集中する土偶を伴う祭祀が道東まで広がっていたことを示す縄文時代後期後半の貴重な資料」と高く評価した。土偶および副葬品は平成5年に市有形文化財に指定され、同資料館のガラスケースに展示されている。同館の猪熊樹人学芸員は「発掘から年月がたっているが、再評価、再検討され、価値が見直された」と話し、道内にある縄文時代後期の遺跡写真と共に土偶がつくられた時代背景などを紹介するパネル展を開く。
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2008.2.28(木)
市民の森、6月オープンへ 着手後の財政危機で構想から13年費やす 天然林含む37ヘクタールの森 道の治山事業で飛躍的に整備進む
平成7年度の基本構想策定以来13年をかけて現東和田に造成されてきた「市民の森」が、新年度に正式オープンすることになった。天然林8ヘクタールを含む37.4ヘクタールに森にこれまでに31種類2万6.000本が植栽され、約3.5キロメートルの散策路が設置されており、自然散策やウォーキングなどが楽しめる。市は、3日開会する第1回市議会定例会に必要な条例を提出すると共に、6月1日に同森内で市植樹祭を実施して同時にオープンする方向で準備を進めている。
市民の森は、多くの市民が森林に親しみ、森林を知ることによって自然を大切にする心をはぐくみ緑化思想の高揚を図ることを目的に、根室市が平成7年度に基本構想を策定。8年度には、実施設計を終えて用地を取得。9年度から、遊歩道や駐車場整備、植栽などに本格的に着手した。花見の森づくりや木のない草地への植樹など民間団体も積極的に植栽に取り組み、当初の構想では、13年度には整備を終える計画だった。しかし、計画途中に表面化した市の危機的財政状況から11年度以降、事実上新たな整備事業費が見送られ、市の植樹祭による植栽や下草刈りなどの維持作業を行うだけにとどまるなど、計画は遅々として進まない状況になった。その後、森の整備が飛躍的に進んだのは、平成16年度に始まった道の治山事業に採択されてから。37ヘクタールのうち24ヘクタールが、公衆の保健・霧害の防備を目的とした保安林として道の直轄事業で4年間をかけて約2億3.400万円が投じられ、17種約1万3.000本が植栽されると共に、完成後に散策路にもなる木チップ敷きの管理歩道約3.2キロメートルの設置などが行われてきた。残る13ヘクタールは市が継続的に整備を進めている。道の治山事業が19年度で完了したのを受けて根室市は、新年度の予備編成に当たって森を正式オープンする方針を決定し、今月20日に発表された予算案には、一般開放に当たって必要なトイレ(バイオトイレ)の設置予算などを盛り込んだ。根室市が19年度までに投じた事業費は約2億1.400万円で、道の治山事業を合わせておよそ4億4.800万円に達している。市や市民団体が同森でこれまでに行ってきた植樹は、エゾヤマザクラ、チシマザクラを主体に約2.800本。市が、植樹祭などを通して行ってきた植樹は28種約1万100本。これに道が治山事業で植栽した約1万3.000本を加えると、約2万5.900本を数える。
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2008.2.27(水)
花咲港小児童会に感謝状 交通安全運動に積極的な取り組み 市内の小学校では初 根室署
地域の交通安全運動に積極的に取り組む根室市花咲港小学校(煤賀克文校長、児童24人)の児童会に26日、根室警察署長から感謝状が贈られた。市内の小学校で同感謝状贈呈は初めてで、中村健一署長も小さいうちから交通安全、防犯に関心も持ってもらえてうれしい」と目を細めていた。
同校児童会では平成18年から児童会を中心に交通安全運動に取り組み、19年度も5,6年生が中心となって手作りの看板を製作。同花咲港駐在所前に設置しているほか、児童らが交通安全の願いを込めた手作りのしおりを作り、跨線橋下で街頭啓発活動などを行っている。この日は、児童会の3人が根室警察署を訪れ、中村署長から感謝状を受けた。児童会会長は「冬になると歩道が除雪されておらず、道路を歩くこともあって交通安全運動をしなければと思っていた」と、動機を述べ「私も今年で卒業なので、後輩たちに来年度も引き継ぐよう申し送りたい」と同校挙げての運動を願っていた。中村署長は、「小学校へは初めての贈呈となる。小さな時から防犯や交通安全に対する意識をしっかり持ってもらえてうれしい」と話していた。
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2008.2.26(火)
花咲港で出漁準備進む 春季外海ウニけた網船
3月1日の出漁を控え、春季外海ウニけた網船が花咲港で準備に追われている。操業水域となる根室湾沖合での沿岸氷の動きが激しく、初日から出漁できるか流動的だが、一両日中には歯舞港へ回航して待機する予定。
根室海峡の野付半島から納沙布岬までの沿岸海域が主漁場。風蓮湖河口沖を境に根室地区と別海地区で「住み分け」をしており、総数では16隻の着業予定。うち根室地区では、10隻(根室漁協5隻、根室湾中漁協4隻、歯舞漁協1隻)が出漁を予定している。1隻殻付きで16トン以内の漁獲制限量を設定している。今月15日には、根室市ウニ桁網漁業者連絡協議会(瀬戸準一会長)主催の船主・漁労長会議を兼ねた操業指導会議を開き、秩序ある操業の確保を確認しており、出漁を待つだけ。25日の花咲港では出漁を予定している漁船が最後の準備に追われている。各船ともすでに漁具の「八尺」を甲板上に積み込んでおり、準備もほぼ整った。点検に当たっていた乗組員は「沖合の氷の動きが激しいようで、初日から出漁できるかが流動的。ただ、一両日中には花咲港から歯舞港へ回航する予定になっている」と話していた。同漁では根室港が根拠地。同港や温根元漁港は結氷している状態で、歯舞漁港へ回航して待機する。
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2008.2.25(月)
市内出稼ぎ増加の傾向 半島地区から45%、市街地でも44%
就労先は主に東京、愛知 ふるさとだより送付は増加
今冬、根室市内から道外などに働きに出る季節移動労働者が例年より増加傾向にあることが根室市のまとめで分かった。低迷する市中の経済情勢を反映したものとみられる。市内地区別では半島(歯舞)地区と根室市街地から出稼ぎに出た人が全体の9割を占めており、漁業関係者や建設関連の出稼ぎが多くなっているものとみられる。今冬は、出稼ぎ者の増加傾向に加えて、市が実施している「ふるさとだより」の送付を希望する人が大幅に増え、延べ送付数は前年度の2倍以上になっている。
根室市が今冬受理した移動季節労働者の就労前届出は、2月20日現在135人で、昨年度同期より9人、一昨年度同期より15人増えている。市内地区別の内訳では半島地区が45%、根室市街地が44%、昆布盛、浜松を含む落石地区が7%、その他地区が4%となっている。半島地区の構成比は18年度が55%、17年度が52%と半数を超えていたため、やや構成比が下がったとは言え、依然として半数近くを占めている実態は変わっていない。逆に市街地の構成比は18年度36%、17年度39%から上昇した。届出に基づく出稼ぎ先は、東京都が48人で最も多く、次いで愛知県41人、神奈川県13人、千葉県8人、静岡県6人、栃木県4人、埼玉県4人、未定11人となっており、上位2つの東京、愛知で全体の73%を占めている。出稼ぎ先業種では建設・土木が70人と半数強を占め、自動車関連が33人、歩道・軌道が16人、左官4人、運輸2人、潜水2人、造船1人などとなっている。こうした移動季節労働者に対する市の援護事業として行われている今年度の「ふるさとだより」には、20日現在14事業所、60人に送付。昨年12月初めの送付開始から、毎週1回の送付人数を累計した延べ実績では134事業所594人に送付している。近年、出稼ぎ中に就労先が変わるなどの理由から送付を希望する人が減少していたが、今年度は延べ事業所数こそ前年度より33少ないものの、送付人数は314人も多く、2倍以上に増えているのが特徴。事業所数が減っているのは同一事業所で働く出稼ぎ者が増えているため、送付人数が増えているのは出稼ぎ先の就労状況が安定していることと、ふるさとだよりを楽しみにしている人が増えたためと見られる。「ふるさとだより」には、根室新聞と根室市の広報ねむろなどが送付されている。
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2008.2.22(金)
トーサムポロ沼の「アサリ漁」始まる 厚さ20センチの氷を割って 歯舞漁協
歯舞漁協唯一のアサリ貝漁場となっている豊里地区のトーサムポロ沼での「アサリ手掘り漁」が、22日から始まった。2年ぶりに流氷が観測される中、沼内は全体が厚さ20センチほどの結氷に覆われ、出漁した漁民は氷を割りながら、膝から腰まで水に浸かって作業に追われている。暦の上では「立春」が過ぎたが、漁民には「厳寒のアサリ漁」。採取されたアサリ貝は23日、歯舞市場に初出荷される。漁期は4月中旬までの予定で、漁獲許容量は6トン。同沼での手堀りアサリ漁は例年2月上旬の解禁日を設定しているが、今年は貝毒検査や沼の完全結氷もあるなど遅れ、22日が採取解禁となった。漁期は4月中旬。漁獲許容量は前年並みの6トンに設定した。今年の操業も同漁協のアサリ部会に限定した操業。長山部会長は今年の操業について「全体的に貝の成長も良く、大型貝を中心にしたバランスを考慮した漁獲を目指したい」と話している。ただ、昨年までは10人の部会員だったが、高齢化などを理由に、3人が脱退したことが残念で、寂しいと話していた。初採取日となった22日は午前8時に、沼の西側の奥地付近の「漁場」に集合。「潮切り」と呼ばれる一部を除き、今年は沼の大半は20センチほどの厚さまで結氷している。アサリ採取の前に「氷割り」作業がひと仕事。ツルハシなどの氷割り道具を使って割ったり、中には特製のノコギリを使う漁民も。割ったり、切ったりした氷魂をかき分けて「漁場」を確保。この後ようやく「チリトリ」と呼んでいる漁具を海中に入れて貝をすくうように、クマデで掘り起こしながら採取。チリトリに取り付けている網に貝を送り込むようにして、ある程度貝がたまると別の網袋に移すという作業を繰り返す。大粒のアサリ貝が顔を見せると歓声も上がるが、2、3時間も水に浸かっての作業。「完全装備」とはいうものの想像を超える冷え込みで、寒風との闘いでもある。初日の22日は比較的温暖だったこともあり、「氷割り作業は楽でした」と笑顔で話していた。正午まで約4時間ほどの作業で切り上げた。初出荷は、23日の予定。昨年漁期中の平均単価はキロ当たり560円だった。「昨年並みの価格を期待しています」と、長山部会長は話していた。ちなみに昨年の初セリ価格は大型貝は630円、小型貝は530円でのスタートだった。
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2008.2.21(木)
第1回市長杯争奪健康麻雀競技会 地域の枠を超え高齢者が交流 広がる愛好者の輪 道東夢雀研
道東夢雀研(五十嵐勲代表、中標津町)は、20日市総合文化会館多目的ホールで「第1回根室市長杯争奪健康麻雀競技会」を開いた。市内外から高齢者ら40人、10チームが参加。地域の枠を超え、和気あいあいと交流を深めながら健康麻雀を楽しんだ。今後も毎年開催し、サークル2団体が盛んに活動する根室で、愛好者の輪を広げいく。
健康麻雀は「お金を賭けない、煙草を吸わない、お酒を飲まない」を基本ルールとし、脳を鍛える認知症予防スポーツおよび高齢者の生きがい・仲間づくりを目的に全国で普及している。開会式で、五十嵐代表は「熱意を持って準備に当たった根室の会員と行政の支援で大会開催が実現した。今後ますます根室で健康麻雀が普及することを願っている」とあいさつした。参加者の平均年齢は67歳。市内のサークル会員を中心に、中標津、別海、釧路からも愛好者が参加した。50分間の個人戦、団体戦を実施。大会初出場の参加者も多かったが、真剣勝負の中にも笑顔で交流を深め、和やかなムードで競技が進行した。五十嵐代表は、市公民館成人学校で初級麻雀教室の講師を務めた。平成17年度受講生らによる「倶楽部のさっぷ」は、福祉施設の高齢者に競技を普及させているほか、昨年、新サークル「倶楽部エトピリカ」立ち上げにも貢献した。倶楽部エトピリカの長谷川武夫さん(82)は、この日の最高齢者。「40年ごろ、市内の麻雀大会に参加したことがあり、とても懐かしい思いだった。これからも健康麻雀を通じて、健康づくりを図っていきたい」と話している。
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2008.2.20(水)
「恋問」でこども将棋大会 小中学生60人が盤上に熱戦
「こども将棋大会」が、17日緑町2丁目のまちなかサロン「恋問」で開かれ、小中学生60人が参加して熱気に包まれた。子どもたちへの将棋の普及と中心市街地活性化を目指したにぎわい創出を狙いに、北海道将棋連盟根室支部とまちなかにぎわいづくり実行委員会が主催した。小学低学年(1〜3年)の部に23人、同高学年(4〜6年)の部に32人、中学生の部に5人が出場。熱戦を繰り広げた。会場には、父母らも多数訪れ、真剣な表情で対局する子どもたちえお見守っていた。対局が終わると随時、将棋連盟根室支部の会員が棋譜を振り返って局面に合わせた駒の動かし方なども指導していた。
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2008.2.19(火)
24日「みんなでオンステージ」 14団体出演 入場整理券配布中 市公民館
24日午後1時半から市総合文化会館大ホールで開かれる「みんなでオンステージ」の主演団体が、決まった。今年は初出演のラップダンスやタップダンスなど4組を含む14団体175人が、日ごろの練習の成果を披露する。入場整理券(無料)は、同館事務室で配布している。
平成12年度に家族単位のステージ発表会として始まり、現在では参加対象をサークル、町会、学校、地域などの団体にも広げて開催している。年々市民に浸透し、昨年は過去最多の19団体が出演した。今年初出演するのは、昨年も先人学校「フラダンス」受講生らでつくる「根室フラ愛好会」、タップダンスサークル「n-TAP」、市児童生徒音楽大会のリコーダー演奏で入賞した「教育長賞をとった人達」(柏陵中)、全校合唱と器楽を披露する海星小中学校の4団体。このほか、和太鼓の花咲港小学校港っ鼓、北斗リコーダー少年団、子ども民謡「サヤとユウカand楽しいなかまたち」、石川流津軽手踊り仲良しファイヤー、花咲小学校音楽部、根室市民交響楽団ジュニア・アンサンブル、ピアノ連弾「ピュルテ」、日本舞踊「しのぶ会」、合唱「迦陵頻迦の会」、バンド演奏「レアバンド」が出演する。フィナーレは、全員で「手のひらを太陽に」を合唱する。問い合わせは、公民館事務係(0153-24-318)へ。
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2008.2.18(月)
20日「交通事故死ゼロを目指す日」 新たな国民運動に合わせ、
根室市でも国道で街頭啓発 市交通安全推進協議会
交通安全に対する国民意識を高めるため、新たな国民運動として今月20日と4月10日を「交通事故ゼロを目指す日」に決まったのを受けて、根室市交通安全推進協議会は、20日午後2時から西浜町の国道44号線で交通安全関係機関団体と連携して街頭啓発を実施する。
わが国では交通事故死が減少傾向にあるが、毎年国民の100人に1人が交通事故で死傷する厳しい状況が続いている。加えて一昨年来、飲酒運転による死亡事故が大きな問題となっており、交通事故のない社会を求める国民の声は大きい。「交通事故死ゼロを目指す日」は、こうした現状を踏まえて昨年末に「生活安心プロジェクト」に関する関係閣僚会合において取りまとめられた「生活安心プロジェクト・緊急に講ずる具体的な施策」に基づいて、今月1月、内閣府の中央交通安全対策会議交通対策本部が実施を決定したもの。これを受けて今年2月20日と4月10日を定めて、交通安全に対する国民の更なる意識の向上を図り、国民一人ひとりが、交通ルールを守り、交通マナーを実践するなど交通事故に注意して行動することによって交通事故:の発生を抑止し、近年の交通事故死傷者数の減少傾向を確実なものとする狙い。21年度以降の取り組みは、今年の実施状況を踏まえて検討されることになっている。根室市では昨年49件(前年度比7件減)の人身交通事故が発生し、2人(増減なし)死亡、60人(同10人減)が重軽傷を負った。今年は17日現在死亡事故の発生はなく、266日間交通事故死ゼロを継続しており、今回の街頭啓発を通じて、市民の交通安全意識をさらに高めて、ゼロ日の延伸を目指す。なお、4月10日については春の全国交通安全運動と連動して実施される予定。
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2008.2.16(土)
すずらん学園を慰問 交流を深める 歯舞中
市立歯舞中学校(上石一行校長、103人)の生徒43人が、15日ボランティア活動の一環として知的障害者更生施設根室すずらん学園を訪問した。生徒はゲームやヨサコイ発表などを行い、積極的に園生に声を掛けて交流を深めていた。この訪問交流は生徒会執行部らが企画、平成11年から毎年続けられ、今回で9回目。このほか学校祭バザーの益金を同園に寄付し、利用者の生活環境向上に貢献している。これらのボランティア活動が評価され、今年度、青少年善行賞(根室市青少年健全育成市民会議主催)を受賞した。この日は、新旧生徒会執行部員、各学年の生活委員のほか希望者十数人が加わり、例年より多くの生徒が参加した。生徒会の乱橋銀次郎会長は、「今日のためにヨサコイの練習やゲームの準備をしてきました。ぜひ楽しんでください」とあいさつした。ゲームは。体の不自由な園生も一緒に楽しめるように、大きなボールを使った玉入れ、ボウリング、転がしドッジボール、風船を使ったゲームの4種類を企画。それぞれ担当の生徒がルール説明や補助に付き、拍手や声援でゲームを盛り上げた。最後に生徒がヨサコイを披露し、会場から大きな拍手が送られた。同園は、「中学生と触れ合う貴重な機会。毎年この訪問を楽しみにしている園生が多い」と感謝している。
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2008.2.15(金)
校内の玄関ホールで 煤賀校長(花咲港小)がふるさと作品展 3月末の退職を前に
根室美術協会に所属する市立花咲港小学校の煤賀克文校長が、同校玄関ホールなどで、ふるさと根室を題材にした木版画や水彩画などを中心に集め、作品展を開いている。3月末の退職を前に、教職生活と創作活動の集大成として実現した。週替わりで作品を張替え、3月末までに100点近くを展示する予定で、市民の来校を歓迎している。
煤賀校長は北海道教職員美術展の招待作家として毎年創作活動に取り組むほか、新北海道美術協会展にも数多くの作品も出品してきた。市内では根室版画美術協会の代表、根室美術協会会員として市文化祭絵画部門の審査員を務める。絵画歴は30年以上。専門教科は社会科だが、赴任した中学校で版画に取り組んだことがきっかけで、木版画を専門的に学び始めた。また、根室出身の銅板画家・池田良二氏から油絵の指導を受けたり、根室美術協会の研修で市内の風景をスケッチするなど、長年にわたり研鑽を積んできた。現在、玄関ホールと校長室には国後島や根室港や岬など、風景・人物を描いた16点を展示している。25号の木版画「浜のおばば」、木版多食画「刻の記憶」、デッサン「根室港凍つ」、学校の廃材にクレパスと水彩で描いた「ほっけ」など、多彩な作品が児童らの興味を引いている。特に初任者としてスタートを切った同校には思い入れが深く、退職を前にして念願の作品展が実現した。煤賀校長は「還暦を迎え自分なりに作品を振り返った。作品鑑賞と併せて、校内や児童の様子を見てもらいたい」と市民を迎えている。
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2008.2.14(木)
提案の「ねむろ昆布ロール寿し」開発へ 18日開発普及専門部会設立会議
落石・歯舞地域マリンビジョン協議会
落石・歯舞地域マリンビジョン協議会(事務局・市水産港湾課)は、1月開いた根室地域漁村連携事業講演会で「根室の新・ご当地グルメ」として開発を提案されていた「ねむろ昆布ロール寿し」の開発へ向けて、開発普及専門部会を立ち上げための設立会議を18日午後2時から市総合文化会館で開く。同会議には市内の寿し店など飲食店9店舗の参加が決まり、21日に予定されている第1回会議には提案者の北海道じゃらん編集長のヒロ中田氏が参加することになっている。
「根室の新・ご当地グルメ」として提案された「ねむろ昆布ロール寿し」は、根室の特産物の一つである「昆布と旬の魚介類」という発想から「海苔の巻き寿し」ではなく、「コンブの巻き寿し」として商品化を目指せと提案した。同マリンビジョン協議会が1月に実施した根室地域漁村連携事業講演会の講師として招かれたヒロ中田氏が、テーマの「食と観光で根室を活性化 ご当地グルメを創りませんか」の講演の中で提案したもの。ヒロ中田氏はこれまで仕掛けた各地のご当地グルメは数多く、「コンブを使った北海道らしい寿し(昆布ロール寿し)をご当地グルメとしてプロデュースしたいと考えていた」と話していた。同マリンビジョン協議会は、この提案開発を共同事業として取り組むことを決定。下部組織として「ねむろ昆布ロール寿し開発普及専門部会」を立ち上げ、事業を推進していくことになった。設立会議は今月18日午後2時から、市総合文化会館で開く。専門部会は市内の寿し店、料理店など飲食店の9店舗の参加が決まっている。事務局によると、当日は部会メンバーの紹介、事業概要の説明の後、ご当地グルメのルールなどについて意見交換する。この後、同21日には第1回会議を予定しており、具体的に作業を進めていく。会議には、プロデューサーとなるヒロ中田氏の出席する。
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2008.2.13(水)
1日入学、就学児検診 ぼくら新1年生 花咲小皮切りに 市教委
市教委は、12日市立花咲小学校を皮切りに4月から小学校に通う新1年生を対象にした就学児健康診断(歯科検診)および1日入学を実施した。13日は成央小と花咲港小で行われ、21日までに全12校で開かれる。小学校の入学式は4月7日午前、市内一斉に実施する。
この日、花咲小学校(松井信輝校長)では、新1年生66人が保護者に付き添われて来校した。新1年生は3教室に分かれ、母親らに見守られながら緊張気味に着席。教諭の説明にしっかり耳を傾けながら、作品作りに取り組んだ。クレヨンを使って画用紙にのびのびと自分の名前と似顔絵を描き、折り紙を貼り付けて上手に歓声。この絵は入学式の日、校内に展示される。新1年生は、4月からスタートする学校生活に胸を膨らませ、教諭の問い掛けに大きな声で返事をしていた。このほか、保護者に対して、入学前・入学後の基本的な生活・学習習慣、準備する物など、入学の心得を説明した。健康診断および1日入学は、13日に成央、花咲港、19日に北斗、20日に海星、昆布盛、落石、厚床、21日に共和、華岬、珸瑤瑁、温根元で行われる。工作やゲーム、上級生との交流、給食試食など、各校工夫を凝らして新入生を迎える。市内の新1年は1月11日現在で、昨年度とほぼ同数の292人(男子137人、女子155人)。ただし、官公庁をはじめとする転出、転入により、例年入学式までに減少する傾向がある。
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2008.2.12(火)
2年ぶりの「流氷初日」 11日午前、根室測候所が観測
根室測候所は、11日午前9時「流氷初日」を観測したと発表した。平年より2日早い観測だが、昨年は観測がなかったため、平成17年以来、2年ぶりの観測となった。一方、同日納沙布岬では「沿岸氷」の一部が岬周辺を埋めていたこともあり、観光客らが盛んにカメラのシャッターを切っている光景が見られた(北方館)という。
「流氷初日」を観測したのは、11日午前9時。同日の根室湾は「沿岸氷」で覆われていた状況だったが、野付沖から根室海峡を南下した流氷群が「沿岸氷」と接する状況で観測された。根室測候所によると、根室湾沖での「流氷初日」の観測は2年ぶりとなった。平年比(平年2月13日)では2日早い観測。一夜明けた12日は南風の影響もあり、接岸していた「沿岸」と共に視界からも消えた。納沙布岬では11日午後の段階では「沿岸氷」が一部接岸、納沙布岬灯台をかわすように太平洋側の珸瑤瑁沿岸、歯舞沿岸まで流れ出していた。北方館によると、午前中の定期バスで岬を訪れた観客もおり、「沿岸氷」が流れる光景に歓声を上げていたという。
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2008.2.9(土)
NEXT根夢路10号発行 9日午後4時、先行配布
フリーペーパー「next」を発行するNEXT根夢路(代表、菊池洋介)は、10号の記念版を9日午後4時から伊澤書店で先行配布した。根室の若者らが地元を元気を出させようと始めたフリーペーパーだが、10号では特別記念特集として昨年経済界の若きリーダーとなった根室商工会議所の山下洋司会頭と同会議所青年部創陽クラブの河村重敏会長の対談を掲載しているほか、「根室雪どけスイーツ」、「読者プレゼント」など見所満載で、ページ数も32ページと増ページされ、オールカラーで根室のさまざまな情報を発信している。同根夢路によると、協力企業数は現在49社で「10号の節目まで発行できたことは市民や協力をしてくれる企業のお陰」とし、今後も「地域に根差したフリーペーパーづくりやイベントを行っていきたい」としている。なお、同10号は4.000部を発行。9日午後4時、伊澤書店にて先行配布された。
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2008.2.8(金)
一丸となって、強力な運動を 「北方領土の日」根室管内大会
全国に向け早期返還の叫び 元島民が怒りと希望の決意表明
2008「北方領土の日」根室管内住民大会が7日正午から市総合文化会館大ホールで開かれ、「四島を返せ」と書かれたタスキを締めた元島民や返還運動団体、管内住民ら1.000人が参加して、1日も早い北方領土の早期返還に向けて国民世論の結果を強く訴えた。式典の最後には、1.000人の参加者が思いを一つに「北方領土を返せ!」と早期返還の叫びを上げた。北方領土問題をテーマに行われた中学生による弁論発表では、標津中3年の亀田萌子さんが最優秀の内閣府北方対策本部長賞に選ばれた。
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2008.2.7(木)
ねむろバードランドフェスティバル 展示作品そろい準備万端
根室と姉妹都市の野鳥を写真で
9日に風蓮湖・春国岱など市内の関連施設やフィールドを舞台に開幕する「ねむろバードランドフェスティバル2008」で、温根沼会館コミュニティみずとりを会場に会期中の3日間開かれる展示部門の準備が整った。根室のほか姉妹都市黒部市やシトカ市の野鳥写真も加わり、バードランドフェスならではの展示となる。また、市内全小学校を通じて1.688人の児童に参加を呼び掛けた「ねむろの鳥ぬりえ展」には、全児童の半数強に及ぶ859点が出品されることになり、事務局では嬉しい悲鳴を上げている。各種展示は8日に会場設営を行い、翌朝の開幕に備える。
同フェスで開かれる展示部門は、「根室で見られる鳥写真展」、「姉妹都市展」、「北方領土展」、「根室の蝙蝠展」、「ラムサール展」の5展。このうち鳥写真展には、予め実行委でリストアップした根室でよく見られる約70種類の野鳥リストを基に、市内アマチュア写真家に協力を求めて提供を受けた野鳥の写真30点が展示される。みずとりを会場にする5つの展示は、、9日午前9時開会。10日までの両日は午後5時まで。最終11日は午後3時半まで。ネイチャーセンターを会場にするぬりえ展も、同じ時間帯で公開される。
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2008.2.6(水)
歯舞地区にマガンとコクガン 愛鳥家の間で評判に
国の天然記念物のヒシクイが明治公園や総合運動公園に姿を見せたのは記憶に新しいが、同じ国の天然記念物のマガンとコクガンが根室半島の歯舞地区に姿を見せ、愛鳥家の間で評判になっている。
マガンは歯舞漁協周辺の岸壁に今年1月初めから姿を見せ、つがいらしい2羽がほほ笑ましい仕草で漁業者や愛鳥家の目を楽しませている。マガンはクチバシの根元周辺が白いのが特徴。北海道では苫小牧などで見られ、帯広以東では稀に見られる。また、コクガンはうにに多く見られるガンの種類で、根室管内では野付湾で多く見られ、根室でも毎年少数が素が多雨を見せるが海上に居るため、観察は難しい。また、昨年末から明治公園などに姿を見せていたヒシクイも総合運動公園に居残っている。根室ワイズユースの会顧問で、ナチュラリストとして知られる高田勝さんは「根室でマガンが見られるのは本当に稀。普通は本州に渡っている時期で、今年は暖冬の影響でエサが取れているから残っているのかもしれない」と話している。9日から根室バードランド・フェスティバルが根室市原生野鳥公園ネイチャーセンターなどで開かれるが、国の天然記念物のマガン、コクガン、ヒシクイが間近に見られることで評判になりそうだ。 |
2008.2.5(火)
絵本作家・飯野和好講演会など 8月に根室で「北海道子どもの本のつどい」
スタッフ募集中
全道各地の読書団体らが一堂に会する第31回「北海道子どもの本のつどい」が8月2・3日の2日間、10年ぶりに根室で開催されることが決定した。つどい根室大会実行委は、絵本作家・飯野和好氏による講演会や七つの分科会を予定している。現在運営スタッフを募集しており、17日に第1回実行委員会を開く。
つどい北海道子どもの本連絡会、つどい根室大会実行委、読売新聞社北海道支社が主催。「すべての子らに本の楽しさを」をスローガンに、読書の喜びや伝える楽しさを見つめ直す。根室での開催は平成9年以来2度目。今回は絵本や挿し絵などの創作活動をはじめ、絵本セミナー講師などで活躍する飯野和好氏が講演する。絵本に「ねぎぼうずのあさたろう その1」(第49回小学館児童出版文化賞受賞)、挿し絵に「小さなスズナ姫」(第11回赤い鳥さし絵賞受賞)などの代表作がある。分科会は、創作の合評、公共図書館の環境づくり、学校図書館の環境づくり、語り継ぐ活動、絵本の鑑賞、児童文学の鑑賞、子ども分科会の7つを予定し、会場は市総合文化会館など。実行委は「ねむろ図書館友の会」桐沢会長が委員長を務め、市内の読書団体会員らでつくる。また、受け付け、保育室、展示、分科会運営などを手伝うスタッフを募集しており、「一人ではできないことも、仲間が居れば頑張ることができます。子どもの本や図書館に関心のある根室の皆さんの協力をお願いします」と呼び掛けている。スタッフを交え、17日午後1時から市図書館集会室で実行委員会を開く。スタッフ希望者は、桐沢委員長に連絡するか、直接実行委員会の会場へ。
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2008.2.4(月)
平成19年の根室中標津空港利用状況 乗降客数20万人割り込む
千歳便は4月から廃止決まる
根室中標津空港の19年の乗降客数が、20万人を割り込んだ。釧路土木現業所中標津空港管理事務所がまとめた同空港の利用状況調べによると、乗降客数は東京、千歳、丘珠の3便で19万9.826人、前年比3.7%減で、搭乗率は53.9%だった。特に、千歳便は前年比1割近くも落ち込み、搭乗率も28.7%と3割を切り、4月からの廃止が決まっている。
同事務所がまとめた利用状況調べによると、丘珠、千歳、東京各便の12月の利用状況は乗降客が各便合わせて1万3.812人、同2.3%増。搭乗率は43.4%で、4月に次いで低かった。1〜12月の乗降客数は、20万人を割り込む19万9.826人で、前年同期比3.7%減。搭乗率は、53.0%で同3.3ポイント下回っていた。各便を見ると、ドル箱の東京便の12月の乗降客は5.990人、同10.0%増で、搭乗率49.5%。暦年の乗降客は9万1.288人で同7.1%減と10万人を割り込み、搭乗率は63.2%で、同1.5ポイント下回った。1年を通じて好調を維持したのは丘珠便で、12月は5.990人、同0.8%増、搭乗率60.1%。暦年では7万5.762人が利用し、同3.8%増、搭乗率も64.0%を確保した。利用低迷が続く千歳便は、12月が2.229人、同9.5%減、搭乗率は20.4%しかならず、暦年でも3万2.776人、同9.6%減、搭乗率は28.7%で4月からの廃止が決まった。同便の廃止で、千歳からの乗り換え便へのアクセスが不便になる。地方空港は、航空運賃でも利用頻度の高い都市部空港間との比較で割引率も低く、利用が伸び悩んでいる。地域か観光産業などを巻き込んだ地道な利用増対策が、求められそうだ。
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2008.2.2(土)
根室はワシの楽園 沿岸の氷原にオオワシ、オジロワシ 市街地近くでも頻繁に勇姿
結氷した風蓮湖周辺に今年も大型のワシ類が多数飛来する中、根室市街地の目の前の海岸でも、沿岸氷が発達するのを見計らったように、オオワシやオジロワシが頻繁に姿を見せている。一面を覆った氷原を飛翔する勇姿を、市民の日々の暮らしの中で身近に見られるのは、まさに根室ならではの光景だ。西浜町のハッタリ川河口には1月下旬からオオワシ、オジロワシが複数で姿を見せ始めた。沿岸を埋めた海氷の上や波しぶきが凍りついた波消しブロックの上などに、直立して羽根を休めている。視界の澄んだ日には、雪を頂いた知床連山や国後島の山々をバックに、大きな翼を広げて氷原をゆったりと飛翔する姿も。この付近に飛来するオオワシやオジロワシは、キナトイシ方向や岬町方面にも行き来している。1日の昼にはオオワシ2羽、オジロワシ1羽が氷原に姿を見せたほか、2日朝にはオジロワシ2羽が仲良く並ぶ光景も。この時期完全に結氷している弥生町船入澗周辺も、以外にワシ類が見られる所だ。2日朝には、湾と仕切る北側の防波堤に積まれた波消しブロックの上で、羽根を休めるオジロワシが至近距離で目撃された。
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2008.2.1(金)
市の学校給食は国内製品を使用 道内では小清水町が中国製品使用
全国で被害が広がっている中国製冷凍餃子による中毒事件を受けて、市教委は1日、市の学校給食で使用している冷凍食品2品は国内製品であることを発表した。各市町村は学校給食の調査結果を公表しており、道内では1日現在、小清水町で回収対象の冷凍食品を使用していたことが分かった。これまで全国12道県で対象製品の使用が確認されてる。 文部省は31日、都道府県教委に対して学校給食の調査と問題になっている中国・天洋食品の該当製品を使用しないよう呼び掛けた。各市町村教委は使用状況や児童・生徒の健康被害の有無などを調査してる。市教委は31日に使用状況を調査。給食で提供している冷凍食品2品は、国産品であることが確認された。市で使用しているのは、栄進フーズ千葉工場製造の「冷凍ギョウザ」、JTフーズ福岡工場製造の「冷凍シューマイ」の2品。市教委は「報道で不安を抱いている保護者も多いと思う。学校便りなどで各世帯に周知を」と、1日付で全小中学校に呼びかけている。22日に中国産の冷凍餃子を食べた千葉県の一家が下痢や嘔吐の中毒症状で入院、餃子から有機リン系薬物が検出された。全国で該当商品の皆朱を行っているが、健康被害の報告が拡大している。
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