2008.1.31(木)

あす解禁、かご入れ 太平洋沿岸の毛がにかご漁

根室半島太平洋沿岸での「毛がにかご漁」があす1日、解禁となる。花咲港、歯舞、落石の各港から11隻が出漁を予定。かご入れが行われる。初水揚げは2日以降になりそう。各港では、各船がかごの積み込みなどの準備に追われている。
道知事許可の毛がにかご漁は、例年2月から3月にかけて解禁される。中でも網走、宗谷管内は3月の解禁が予定されている。それを前に解禁となるのが、根室の太平洋沿岸での漁。道内の各地の操業に比べて着業船、漁獲数量も少ないが、根室市内では貴重な漁業でもある。道・根室支庁は、きょう31日午後3時から根室漁協で開く操業指導会議で許可方針や制限条件を示すが、ほぼ前年並みの見通し。漁期は2月1日から5月31日までの4ヶ月間。着業船は根室、歯舞、落石の漁協から各3隻、湾中漁協1隻、野付・別海漁協1隻の計11隻の予定。このうち花咲港では30日午後、根室漁協所属船が出漁に向けてかごの積み込み作業に追われていた。真新しいかごの中に、エサとなる輪切りにした冷凍のイカを取り付け、船体甲板上に積み込んでいた。花咲市場では、解禁となる1日は各船とも「かご入れだけで帰港、水揚げは2日以降に予定されている」と話している。


2008.1.30(水)

6歳の幸雪(こうせつ) 菅原さんの愛馬が皇室伝統の母衣引(ほろひき)馬に
道内から初めて抜擢


市内東和田、根室乗馬クラブ(菅原勝征代表)の6歳のトロッター種「幸雪(こうせつ)」がこのほど、皇室伝統の古式馬術「母衣引(ほろひき)」の演技馬として、道内から初めて抜擢された。幸雪は29日に菅原さんの元を離れ、皇室馬として皇居内厩舎で調教、育成される。早ければ5月の馬術行事でお披露目され、毎年のイベントに出る予定だ。
幸雪は、同クラブ生まれ。二輪車を引く繋駕(けいが)競走用のトロッター種、せん馬(去勢されたオス)。2歳から調教を受け、左右同じ側の前足と後足を地に着けて歩く特殊な「側対歩」を身に付けている。やや神経質だが、おとなしい性格だという。母衣引は、木製の大和鞍を付けた馬に乗った騎手が、10メートルの絹製の吹き荒らしをなびかせて疾走する馬術。江戸時代の諸大名が行っていた催しを宮内庁主馬班が伝承し、毎年9月23日のJRA馬事公苑「愛馬の日」のイベントなどで披露している。母衣引は、上下動が少なく、吹き荒らしを地面と水平に維持しながら走行できる側対歩の馬が採用される。主馬班は昨年9月、側対歩の馬を求めて、国内で唯一繋駕レースを行っている釧根地区を視察。数頭の中からスピードのある幸雪が選ばれ、購入契約が結ばれた。菅原さんは昭和50年から趣味で乗馬を始め、平成14年に乗馬クラブを設立。現在19頭を育成、このうちトロッター種は6頭。「とても名誉なこと。信じられない思いで感激、感動です」と喜んでいる。幸雪は故障がない限り、毎年馬術行事に出演する。宮内庁では、昭和50年代に岩手県産馬を採用して以来、長年輸入馬に頼っていた。今後も、国産馬を採用する予定だという。


2008.1.29(火)

20年度道立高校入試出願状況発表 根室学区全日制、倍率は0.8倍
根高事務情報科1.3倍 道教委

道教委は28日、平成20年度道立高校入学者選抜の当初出願状況(24日現在)を発表した。根室学区の全日制全体では、募集人員960人に対して805人が出願、倍率は昨年より0.1ポイント下回る0.8倍だった。根室事務情報科は、昨年より0.3ポイント高い1.3倍、根室西普通科は0.4ポイント下回る0.6倍と変動が大きかった。根室普通科は昨年と同じ1.0倍、根室商業科は0.1ポイント低い1.0倍。出願の変更は29日から2月4日午後4時まで。
普通科では、根室は募集人員120人に対して124人出願。根室西は、同じく120人に対して74人にとどまり、定員割れとなった。昨年度から中高一貫教育を導入した羅臼は、連携する町内4校から57人が出願した。一方、、職業科は、根室商業が募集人員40人に対して39人、同事務情報は募集人員40人に対して51人が出願した。2月14日午前10時に出願変更状況を発表。面接などの推薦入学試験は2月13日、推薦合格内定通知は同20日までに行われる。一般入学試験は3月5日、合格発表は同17日午前10時。2次募集の出願の受け付けは3月25日から同27日正午まで、最終的に同31日までに合否が通知される。


2008.1.28(月)

保育所入所希望者が減少 20年度の武州 市立常設は271人にとどまる
「こうよう」休所継続濃厚


根室市内の20年度保育所(園)の入所希望者が、大幅に減少した19年度当初をさらに下回る見通しが強まった。今月17日から23日にかけて市内4ヶ所で集中的に受け付けた新規入所申し込みの結果、継続児童を含めた市立常設保育所の入所希望者は271人で、19年度当初より34人も少なくなっている。このため、19年度に引き続いて、こうよう保育所の休所措置を継続する可能性が強まり、市は近く、新年度の保育所体制について最終的な判断を示す。
今月25日までに市社会福祉課が集約した20年度の保育所入所申し込み状況によると、市立の常設保育所5ヶ所に入所を希望した乳幼児は271人で、19年度当初より34人少なくなった。1月1日現在の入所実績に比べると49人も少ない。民間法人経営のしらかば、ごようまいの2保育園の入所希望者は、計73人で、市立、民間を合わせた常設保育所(園)の入所希望者は344人となり、19年度当初に比べて44人少なくなっている。このうち、はぼまい保育所を希望した35人を除いて、根室市街地の保育所入所を希望した人数は235人。19年度に入所児童数の大幅減に対応して休所し、入所希望者が増加した場合に再開することを視野に入れていた「こうよう」には、3人入所希望にとどまった。まつもと、こまば、ほうりんの3保育所の認可定員は280人。これた3保育所の19年度の保育士配置基準によると実定員は現在303人あり、こよう保育所を再開しなくても、余裕を持って入所希望者を受け入れることが可能な状況になっている。市は、入所児童数が激減してきたこうよう保育所について、児童数がさらに減少して他保育所で受け入れ可能になった場合、休所の場合があることを示して、19年度は予想どおり申し込み減でこうようを1年間休所した。20年度の募集に当たっても同様の対応で行ってきたが、全体の入所希望児童数がさらに減少し、こうよう保育所そのものの入所希望者もわずか3人にとどまったことで、こうようの休所継続は避けられない情勢になった。


2008.1.26(土)

出足鈍く 25日現在、384件 福祉灯油券の交付
市、周知に懸命 受け付けは2月末まで

21日から始まった根室市の「福祉灯油券」交付は25日で第1週を終えたが、交付件数は384件にとどまってたている。初日から数日間は申請が集中すると見て特設の受け付け窓口を開設した市では、予想外の出足の鈍さに、さらに周知に力を入れたい考え。交付期間が2月末まであるため市は2月1日発行の広報「ねむろ」2月号で案内するほか、追加の新聞折込を予定するなど周知に力を入れていく考えで、広報が行き渡る2月上旬から半ばに手続きが増えるのではないかと期待している。
根室市の福祉灯油券は、急激な石油類の高騰に対する緊急の生活弱者対策として、75歳以上の高齢者世帯、障害者世帯、母子世帯などで市民税が課税されていない低所得者を対象に冬季の暖房に必要な灯油購入の一部を助成するもの。現金に代えて灯油代の支払いに使える5.000円相当の「福祉灯油券」が交付される。市では、75歳以上の高齢者世帯及び国民年金法による障害者基礎年金受給者世帯、児童扶養手当受給者がいる母子世帯など、今回の交付対象世帯をおよそ1.600世帯と試算し800万円の交付予算として確保しているが、最大の交付条件となる市民税非課税世帯であるかどうかは、申請時に申請者の承諾があって初めて照会確認できる事項のため、実際の該当者は1.600世帯を下回ると見られる。それでも、まだ対象者の3割程度しか手続きに来ていないと思われ、市では2月早々にも追加の新聞折込でPRに務めると共に、地域でこうした生活弱者とかかわりの深い民生委員や町会などにも周知活動に協力を求めて生きたい考えだ。福祉灯油券は、該当者であっても申請がなければ給付されないため、対象世帯と思われる場合は忘れずに申請してほしいということだ。代理人申請も可能。対象化どうか分からない人は問い合わせを。手続きは介護福祉課福祉係(窓口18番)で。印鑑(代理人の場合は申請者本人と代理人の両方が必要)、障害年金受給者は年金証書または振込通知書、母子世帯は児童扶養手当証書を持参すること。


2008.1.25(金)

今冬初、除雪車フル出動 市民も朝から作業に汗 除雪作業順調に進む

24日から25日未明にかけて北海道の南岸を発達しながら通過した低気圧の影響で大荒れとなった根室市内は25日、釧路開発建設部根室道路事務所、釧路土木現業所根室出張所、根室市の道路管理三機関から除雪車がフル出動した。今冬一番の本格的な降雪に、住宅地や商店街などでも市民が早朝から玄関先などの除雪作業に追われていた。
強風を伴ったため、根室測候所によると25日午前9時現在の積雪は1cm、24時間降雪量は5cmにとどまったが、市内各所で吹くだまりが発生。市都市整備課によると郊外や軍部の多いところでは30cm前後に達しているところもあるということだ。全般に雪の量が少ないため、除雪作業は順調に進んでいるが、市街地の路線によっては、路上駐車車両で作業しずらいところもあり、市では除雪作業の妨げになる路上駐車はしないように市民に協力を呼び掛けている。


2008.1.24(木)

啓発ステッカーも作成 根室支庁の存続を横断幕や看板で訴え
存続を求める根室市連絡協


根室支庁存続を求める根室市連絡協議会(会長・山下洋司根室商工会議所会頭)は23日、国道44号線の北斗小前歩道橋と市役所第2庁舎前、根室商工会議所前の合わせて3ヶ所に、支庁存続を訴える横断幕や看板を設置した。またウインドーや室内用の啓発ステッカーも出来上がり、地元商店や飲食店、事業所などに掲示用に配布を始めた。横断幕は、歩道橋の両側に掲出された。横10メートル、縦0.9メートル。看板は第2庁舎前に横4.2メートル、縦1.2メートル、根室商工会議所前4メートル、縦0.92メートルの大きさ。いずれも「地域を疲弊させる振興局への支庁再編を許さず」、「根室支庁の存続を訴えよう」と書かれ、道行くドライバーや歩行者に道が進めようとしている支庁制度改革に対する危機感を前面に押し出し、根室支庁の現行体制の維持を強く求めている。ステッカーは横13.6cm、縦36.3cm。黄色を主体にしたデザインで「地域の活力を生み出す 根室支庁の存続を」と訴えるとともに、赤を主体に「地域を疲弊させる 支庁再編は許さない」と計画案に反対する2種類。各1.000枚を作成した。


2008.1.23(水)

寒さ吹き飛ばす歓声 長靴アイスホッケー すべてナイター 連夜の熱戦続く

連日厳しい寒さが続く中で、長靴アイスホッケーによる大人たちの熱い戦いが、夜の市営アイスホッケーリンクで繰り広がれている。日中仕事を持つ社会人の大会とあって試合はすべてナイターで行われており、照明に映える銀盤に寒風を吹き飛ばす元気な歓声が響いている。
長靴アイスホッケーは、スケート靴に代わって長靴を履いて氷上で行う冬のスポーツ。釧路町で発祥し、根室市内では昭和58年頃に、子どもたちの冬の体力づくりに普及活動が行われるようになったが、協議の面白さが大人の興味を引き付け、翌年には根室長靴アイスホッケー連盟が結成され、毎年冬に各種大会を開いて、短いシーズンを楽しんでいる。今季は、昨季と同じ男子14、女子4の18チームが参加。今月14日に会長杯で開幕して、毎週日、月、火、木の週4日、午後7時から午後9時まで熱戦が続いている。ツルツルの氷に何度も転びながらも、ボールを追って広いリンクを縦横無尽に走る選手たち。パスをつないで鮮やかにシュートが決まると、試合待ちのリンクサイドを含めて大きな歓声に包まれていた。2月中旬まで約1ヶ月のシーズン中、男子は5大会、女子は4大会を行い、最後に各大会の優勝チームで、フィナーレを飾るチャンピオンシップが行われることになっている。


2008.1.22(火)

館内展示をひと工夫 漁業の変遷伝える展示コーナー新設 市歴史と自然の資料館

市歴史と自然の資料館では、根室の基幹産業や特色ある豊かな自然を来館者に分かりやすく伝えようと、多くの漁船でにぎわう昭和30年頃の写真パネル・漁具展示コーナーを新設したほか、古くなった解説プレートを一新するなど、館内の整備作業を進めている。今後は根室空襲にかかわる展示コーナーも開設する予定で、今年度いっぱいかけて作業に当たる。
「漁(すなど)り賑わう根室」と題したコーナーには、昭和30年頃の漁業写真を展示。台風を避けて花咲港に集まる大量のイカ・サンマ漁船、イカの水揚げコンブ干し、花咲ガニの網外し作業など、活気に満ちた浜の風景写真を展示した。また、コンブを引き揚げる引錨(ひかり)、魚やコンブを運ぶ畚(もっこ)、ガラス浮き玉などを漁具も併せて紹介している。化石コーナーでは、昭和57年に羅臼沖で見つかった根室では珍しいマンモスゾウ臼歯化石の解説を新たに作成。ヒグマやシマフクロウなどの剥製が並ぶ自然資料室では、古くなったプレートを一新した。今後は、根室空襲とトーチカなどの戦跡を扱った展示コーナーも設ける予定。また、3月末には、「初田牛20遺跡」から出土した土偶と副葬品が道有形文化財に指定される可能性が高いため、解説パネルなどを作り直す予定だ。同館は2万5.000点以上の人文・自然資料を収蔵。資料は年々増え続け、これらを保管する資料室は足の踏み場もないほどだった。このため、廃校になった和田小学校跡地を収蔵庫として活用することに決め、昨年10月末から11月にかけて大掛かりな移転作業を行った。重複する剥製や農具など、資料は10トントラック6台分にも及んだ。各教室に種別ごとに整理・保存し、パソコンでデータを管理している。


2008.1.21(月)

「北方領土の日」にちなみ 全国で約100件の関連行事 大会や集いは26都道府県で

2月7日の「北方領土の日」に合わせて、全国各地で北方領土返還要求運動を推進する都道府県民会議を中心に、同日ないしその前後約1ヶ月の間に計画している大会や集会、研修会、広報啓発活動などの関係行事は、47すべての都道府県で100件余りを数えることが北方領土問題対策協会や根室市などの集約で分かった。このうち26都道府県で集会や大会が開かれる。
北方領土の日は、この日を中心に全国的に集会、講演会、研修会等、趣旨に沿った行事に取り組みこの問題に対する国民の関心と理解を深め、全国的な北方領土返還運動の強力な推進を図ることを狙いにしている。今年も、各地で運動を推進する都道府県民会議を中心に、今月下旬から2月下旬にかけて、返還要求大会や集い、研修会、パネル展などの各種展示、街頭広報啓発、県内キャラバンなどが展開される。これまでに把握されたものだけで104件を数える。昨年の同時期より14件少ないが、年による変動の範囲が見られ、内容ではほぼ例年どおりの取り組みになっている。このうち独自の県民大会や住民集会を計画しているのは、岩手、宮城、茨城、栃木、埼玉、東京、長野、富山、福井、静岡、愛知、滋賀、京都、大阪、兵庫、和歌山、鳥取、島根、岡山、広島、福岡、佐賀、長崎、大分、鹿児島、沖縄の26都府県を数えている。2月7日に東京都内で開かれる全国大会に参加する県民会議も多く、多くは2月7日を外して前後に日程を設けている。このうち北方領土の日の由来となった日露通行条約調印の地である静岡県下田市では、2月7日当日に北方領土返還運動要求下田の集いを開くほか、静岡県民会議はこれに先立って1月また1月23日に県民大会を計画している。また、戦後約8年間米軍の統治下にあった奄美地方などがある九州の鹿児島県では、北方委領土の日の当日に鹿児島市内で県民大会を開くほか、県内でも特に北方領土返還運動に理解が深いと言われる奄美地方でキャラバン活動が行われる。さらに、沖縄県では県民大会(2月9日)のほかに教育者研修会(同10日)も開かれることのなっている。北海道は、別の時期に大会など各種行事が行われているため、北方領土の日を中心に前後1ヶ月を特別啓発行事を行う。


2008.1.19(土)

今冬除雪出動、いまだゼロ 昨季も1月はなし 更新除雪車、出番待ち

根室市内は今冬、昨年末以外にまとまった降雪、積雪がなく、根室市役所ではいまだ除雪出動が一度もない状況が続いている。昨シーズンも1月に一度も除雪出動なしだったが、シーズン初めの12月に2回出動しており、今冬のようにシーズン初めから除雪出動がないのは異例だ。
根室市内では今冬、昨年12月末の降雪で一時的に6センチの積雪(根室測候所)に達し、国道44号で除雪車が出動したケースはあったが、市道への出動はなかった。1月に入ってから降雪の日はあったが、量はいずれもわずかで、ほとんど積雪のない状態が続いている。このため、12月の除雪シーズン入りから19日まで約50日間、根室市の除雪出動は一度もない。根室測候所の観測による平年値では、1月の降雪の深さの合計は67センチ、積雪の深さの最大は21センチになっているが、今のところこれを大きく下回る状態が続いている。大雪を警戒する天気予報が一度なかったわけでもなく、根室市でも出動待機体制をとったこともあったが、暖気で雨が多く降り、除雪出動につながらなかった。1月第2週あたりからは寒波が入って厳しい冷え込みが続いているものの、天気は大崩れすることもなく穏やかに経過しており、市の除雪担当者も「シーズン入りからこの時期まで一度も出動していないのは珍しい」と話す。根室市では今冬の除雪シーズン入りに合わせて、老朽化していた除雪グレーダーと歩道向けの小型ロータリー除雪車各1台を約4.000万かけて更新したが、肝心の出動がなく、駐車場でひっそりと出番待ちが続いている。除雪費が出ないのは厳しい市財政には歓迎だが、民間からも多くの車両が動員される冬の除雪出動は、閑散期に入った建設関連を中心とする除雪業務の受託業者にとって貴重な収入源になっており、市中経済を考えれば、平年並み平年並みの除雪出動が確保されることが望ましいと言える。


2008.1.18(金)

支庁存続を求める連絡協が発足 28日文化会館で総決起集会
2月早々にも知事へ要請へ 啓発、署名活動など強力に展開


昨年暮れ道が公表した「新しい支庁の姿(原案)」で、根室支庁を振興局として大幅縮小する案が明らかになった支庁制度改革に反対する「根室支庁存続を求める根室市連絡協議会」が、市内26団体によって18日までに設立された。ただちに全市的な啓発、署名活動に入ると共に、28日(午後6時半から)には存続を求める総決起集会を市総合文化会館で開き、2月早々に知事への要請行動を行う予定だ。
連絡協議会は、根室商工会議所、町会連合会、漁協、農協、水産、建設、商業、教育、労働、青年などの各種団体と市、市議会の合わせて26団体で構成、全市民的な組織として設立された。18日までに書面で設立を確認しており、週明けにも常任幹事会を開いて活動計画の細部を詰める。会長には山下洋司商工会議所会頭が就任する予定だ。協議会は、来週半ばにも総決起集会の周知と市民参加の呼びかけを兼ねて新聞折込チラシで市民向けに「新しい支庁の姿(原案)」について説明すると共に、根室市ホームページなどで活動状況などを随時情報提供する。さらに、存続を求める啓発ステッカーを作成し、各商店、飲食店、施設などに配布、掲示してもらうほか、国道の横断歩道橋に横断幕、市役所第ニ庁舎前と商工会議所前に看板を設置する。署名活動は町会連合会をはじめ各種団体を含めて幅広く取り組み、支庁存続を求める市民の意思を示したい考えだ。今回の原案に対しては、2月4日に道議会において道州制・地方分権改革等推進調査特別委員会が開催されるため、協議会はこれに合わせて総決起集会で採択する決議文や市民の署名を携え、高橋はるみ知事や道議会に対して要請行動を行いたい考え。特別委開催日に要請行動が実現した場合は、委員会の傍聴も計画したい考えだ。
(根室新聞)





存続が危ぶまれる根室支庁

2008.1.17(木)

29t型船5隻今朝出漁 ロシア水域での底はえなわ漁 残る9隻、見通し立たず

今年のロシア200カイリ水域での底はえなわ漁で、ロシア側から乗船するロシア公務員(オブザーバー)の居住区の整備を求められていた小型船のうち出漁が認められた29トン型船の5隻が17日午前9時、小雪が降りしきる中を花咲港から出漁した。残る19トン型船の9隻については引き続き、早期出漁を目指してロシア側と折衝が行われているが、見通しは立っていない。
同水域での底はえなわ漁では主力となる中型船6隻は8日から9日にかけて出漁、すでに水揚げが始まっている。30トン未満の小型船14隻の出漁について、ロシア側は乗船するロシア公務員(オブザーバー)の居住区のシャワー室の整備を求められたため、当初予定した新年早々の出漁が足止めされていた。14隻は、今週前半に求められていた施設の整備を終了。ロシア側に船内画像を送ったところ、29トン型の5隻についてロシア側が出漁を認めた。この結果、乗船する5人のオブザーバーが函館経由で、16日午後5時半に根室入り。業界側と打ち合わせなどを行い、17日朝の出漁にこぎ着けた。5隻は根室、歯舞、湾中漁協に所属する29トン型船。同日午前9時、小雪の降りしきる中、オブザーバーを乗せた5隻は家族関係者の見送りを受けて漁場の四島周辺の海域を目指して出漁した。関係者は「何とか出漁にこぎ着けてホッとした」と話していたが、残る小型船の出漁見通しが立っていないこともあり、厳しい表情だった。出漁が足止めとなっている残る9隻については、引き続きロシア側に早期出漁へ向けて折衝が続いている。


2008.1.16(水)

沿岸に結氷、広がる 寒さの緩みもつかの間 14日除き、連日平年下回る冷え込み
今朝も氷点下9.9度


根室市内では1月に入ってから、雪は少ないが気温が平年を下回る日が目立っており、市民に寒さを実感させている。昨冬シーズン中に1日しかなかった氷点下2桁まで下がる気温もすでに2日記録しており、燃油高騰の中で迎えた厳冬期の寒さが一段と身にしみる新年になっている。
根室測候所の観測によると、1月に入ってからの気温は、上旬が平年並みかやや高めとなった日が多かったものの、9日に最低気温が氷点下7.5度まで下がって以降は、平年値に比べて0.9度から4.3度下回る状態が目立っている。特に10日に今冬最低の氷点下11度を記録。13日には再び10.7度まで下がった。14日こそ寒さが緩んだものの、15日には再び寒さが戻り、最低気温は氷点下7.5度、16日も氷点下9.9度まで下がった。この寒さで、根室沿岸ではテシロップと呼ばれるシャーベット状の沿岸結氷が進んでおり、場所によっては板状の氷となって発達しているところもある。根室市内では、穏やかに明けた正月3が日以降、大きく荒れた日がなく、雪のほとんどない過ごしやすい日が続いているが、寒さに関しては、例年より厳しい傾向で推移している。札幌管区気象台が今月11日に発表した1ヶ月予報では、今週は気温が低めで推移するものの、19日以降の第2週は平年並みか低めで推移する確立がやや高いものの、26日以降は平年並みないし高くなる確立が共に40%と高くなっており、下旬には寒さが和らぐ可能性が強そうだ。

根室港の結氷

(根室海上保安庁提供)


2008.1.15(火)

市内中学校3校新学期スタート 高校受験前に気を引き締める 小学校は16日から

市内の中学校3校で15日、一足早く3学期の始業式が行われた。3年生にとっては、高校受験など将来の進路に向けての第一関門を迎える3学期。生徒は気を引き締めて、校長や指導部教諭らのあいさつに耳を傾けた。市内の中学校は、17日までに全校で始業式を行い、小学校は16日から21日までに新学期を迎える。
この日は、光洋、柏陵、啓雲の市街地3校が始業式を実施。このうち市立光洋中学校(小原俊彦校長、275人)では、校歌斉唱の後、小原校長が「3学期はまとめの時期。3年生は心穏やかに卒業式を迎え、有終の美を飾れるように努力してください。全員の希望が通るよう願っています」と激励した。生徒会長の海藤建太君は「3年生は受験に向けて、1・2年生は来年、再来年の受験に備えて勉強にモードに入っていきましょう」と、全校生徒に呼び掛けた。道立高校選抜入試の日程は、一般・推薦とも22日から出願状況発表。推薦試験は2月14日に実施され、同21日までに合格内定通知。一般学力検査は3月6日で、一般・推薦とも同16日に合格発表が行われる。


2008.1.14(月)

柏陵中が優勝、全道へ フットサルU14根室予選

全道フットサル選手権2008(U-14の部)根室地区予選が12日、中標津町体育館で開かれ、柏陵中が優勝した。同チームは2月9・10日に札幌市で開かれる全道大会に出場する。北海道サッカー協会と北海道フットサル連盟などの主催。根室地区サッカー協会などが主管した。中学2年生以下を対象にした大会には、管内から10チームが出場。3ないし4チームで3ブロックに分かれて予選リーグを行った後、各ブロック上位2チーム、計6チームで決勝トーナメントを行った。6チーム中4チームを根室市内で占めた決勝トーナメントは、柏陵と歯舞で代表権を争った結果、柏陵が6-0で完勝した。


2008.1.12(土)

北斗小スケートリンクオープン 児童ら初滑り楽しむ

市立北斗小学校(山形猛校長)のグラウンドに特設したスケートリンクが12日にオープンを迎え、児童らが元気いっぱい初滑りを楽しんだ。今シーズンは、土台となる雪不足に悩まされ、例年よりも2週間以上遅いリンク開きとなった。市内各校のリンクでも水撒き作業が懸命に行われており、冬休み中の完成を目指している。今シーズンは、まとまった降雪に恵まれず、造成作業がストップしていたが、同校では12月31日に積もった雪を踏み固めて下地を作り、教職員が9日から夜間散水を行ってオープンにこぎ着けた。市街地三小学校の中では最も早いリンク開きとなった。例年2月上旬まで開設し、保護者と教職員が協力してリンクの管理に当たる。この日は、さっそく児童や親子連れなどが多数訪れ、氷の感触をたしかめながら仲間と初滑りを楽しんでいた。リンクの状態を見ながら、当面午前中のみの開放とする。


2008.1.11(金)

「子ども書き初め教室」開く 小・中学生32人参加

「子ども書き初め教室」(市公民館主催)の最終回が11日市総合文化会館多目的ホールで行われ、市内の小・中学生32人が力強い筆運びで「新風」、「最善を尽くす」などの文字を半紙いっぱいに伸び伸びと表現した。この教室は、新年行事の書き初めに親しんでもらおうと毎年実施しているもので、今年は8日華岬小、温根元小を皮切りに、市内7ヶ所で開いた。この日は、北斗、花咲、成央などの小学生らが参加した。北方書道研究会(高橋勉会長)の会員をはじめ、市内の書道家7人が講師を務めた。子どもたちは、「青空」、「初春」、「春待つ心」など、各学年に応じた課題を選び、真剣な表情で半紙に向き合っていた。「はね」や「はらい」などのアドバイスを受け、1時間ほどかけて作品を完成。講師と相談しながら、学校の作品展に提出する1枚を選び、満足そうな笑顔を見せていた。


2008.1.10(木)

今冬最低の冷え込み 根室港内の「はす葉氷」広がる 氷点下11.0度記録

新年から比較的穏やかな日が続いてきた根室市内だが、全道的に冷え込んだ10日の最低気温は今冬最低の氷点下11.0度を記録した。根室港内では出現した「はす葉氷」が徐々に発達、その範囲を広げている。その日の最高、最低気温共、氷点下の場合「真冬日」と言われている。根室測候所によると、根室市内の元旦以降の最低気温は6日の氷点下8.8度が最も低かったが、10日朝はこれを更新する同11.0度を記録した。もちろん二桁台の最低気温は今冬初めて。昨年冬の最低気温は2月14日の氷点下11.3度だったため、この気温に迫る冷え込みだった。同測候所によると、1月の最低気温の平年値は氷点下7.4度。新年以降この平均値を超えたのは6日(氷点下8.8度)と10日(氷点下11.0度)の2日間だけで、その他の日はいずれも下回っていた。一方、最高気温は元旦、3、4、6、7、9日がプラスで経過。氷点下となったのは2、5、8日の3日間は「真冬日」だった。根室港内の「はす葉氷」は例年と同様に、氷点下5〜7度となってから出現し、最高気温がプラスに転じた日には消滅するなど、繰り返しが続いていた。今冬最低気温となった10日朝には前日出現したはす葉氷が発達した状態。海岸町の船入澗から徐々に発達域を広げている。この冷え込みは今週いっぱいは続きそうだ。


2008.1.9(水)

返還の祈り込め、08年も渋川さんが折鶴寄贈 通算25万6.000羽にも

今年も、網走市の渋川清香さん(85)から北方領土返還の祈りを込めた折鶴3万羽は根室支庁に届いた。平成10年から続けているもので、これで通算25万6.000羽となった。今回の折鶴も道庁・赤れんが北方領土館、北方館、根室支庁道民ホール「北方領土コーナー」、道立北方四島交流センター「ニ・ホ・ロ」などに追加展示する。
渋川さんは、かつて納沙布岬に立った渋川さんが「北方領土が早く返還されますように」と祈り「喜寿までに千羽鶴を」と願掛けして始まったもので、平成10年に網走支庁経由で1万5.000羽の折鶴が道領土対策本部に寄贈されたのをはじめ、毎年のように寄贈が続き、今回の折鶴を含め総数は25万6.000羽に達した。折鶴は渋川さんの意向に沿い納沙布岬の北方館に展示されたほか、平成12年にオープンした道立北方四島交流センター「ニ・ホ・ロ」、道庁・赤れんが北方領土館、根室支庁長室、根室支庁1階道民ホール北方領土コーナーなどに展示されている。また、領土返還に対する功績から平成14年2月には「知事感謝状」が贈られ、根室支庁長が渋川さん宅まで訪れ、感謝の気持ちと共に伝達している。今年届いた折鶴は3万羽で、北方領土返還要求運動啓発車両の「えとぴりかU」に飾ってほしいと手編みのフクロウの壁掛け、キツツキとフクロウの置物も添えられ、関係者の心を和ませている。北方領土を巡る交渉は、橋本、小渕、森政権次代に平成9年のクラスノヤルスク合意や同10年の川奈合意、イルクーツク宣言まどで解決に向けた姿勢が日ロ双方から出され前進したに見えたが、四島一括返還に舵を切り直した小泉元首相、安倍前首相時代にはロシア側が態度を硬化し、度重なる首脳会談では経済交流促進が謳われるものの、実質的な領土交渉は停滞している。一方、昨年12月森元首相がプーチン大統領と会談し、プーチン大統領退任後も昭和31年の日ロ共同宣言を平和条約交渉の出発点を設定した基本的な法的文書であることを確認し、平成5年の東京宣言に基づき、四島の帰属の問題を解決し平和条約締結を目指すイルクーツク宣言を基本に領土交渉を動かそうとする動きが見られる。さらに今年7月には北海道洞爺湖サミットが開かれ、ロシア大統領が始めて北海道の土を踏むことから、領土問題の前進が期待される。


2008.1.8(火)

エスカロップ・オリエンタルライスが 「北海道の郷土料理38」に
「農村漁村の郷土料理100選」最終候補に残る 農水省


農林水産省はこのほど、全国のご当地料理約1.700品の中から、インターネットの人気投票などを行い「農村漁村の郷土料理100選」を選定した。惜しくも100選入りは逃したものの、根室の名物料理エスカロップとオリエンタルライスが最終候補の約300品に残り、「北海道の郷土料理38」としてネット上で紹介されている。
食文化で地域振興を図ろうと選定委員会(服部幸應)が、各地の農村漁村で脈々と受け継がれる郷土料理の中から候補料理約1.700品を選定し、「食べてみたい!ふるさとの味」をテーマに9月から1ヶ月間、ネット上で人気投票を実施。投票には72.566票(投票人数12.132人)が寄せられた。同委員会は、最終審査で約300品に絞込み、国民に広く支持される99品を発表、「自分の一押しを加えて100選に」とPRしている。道内から100選に選ばれたのは、ジンギスカン、石狩鍋、ちゃんちゃん焼きの3品。また、エスカロップ・オリエンタルライスと同様、「北海道の郷土料理38」に選ばれたのは、イカめし、あげいも、カニのてっぽう汁など。オリエンタルライスは、カレー風味の特性ソースで炒めたライスに、牛サガリを焼いて乗せ、濃厚なデミグラスソースをかけた料理。同料理を商標登録する市内常盤町2、「どりあん」(小滝祥平店長)では、エスカロップと肩を並べる看板メニュー。特にガイドブックを手にした観光客からの注文が多いという。店で扱う2人が選定され、小滝店長は「懸賞に当たったような気分」と驚き、「エスカロップは根室の郷土料理として知られているが、オリエンタルライスは市民でも知らない人が多い。これを機に地域に広がってほしい」と話している。農林水産省は2月下旬に審査概要などをまとめたパンフレットを発行する。



「オリエンタルライス」
カレー風味の特性ソースで炒めたライスに、牛サガリを焼いて乗せ、濃厚なデミグラスソースをかけた料理

「どりあん」

2008.1.7(月)

「朝日に一番近い街〜根室〜」15日にCD発売
新たな故郷の歌として話題に サスケ


双子フォーク歌手サスケが歌う「朝日に一番近い街〜根室〜」のCDが、15日に発売される。この曲は昨年6月、「花まつり」のステージで披露されて以来、新たな故郷の歌として話題を呼び、合唱団や小学校、東京根室会の親睦会などで歌われ、好評を得ていた。
サスケは愛媛県出身の大垣カツさん(兄)、タカさん(弟)のコンビ。全国でのライブ活動のほか、劇団や映画音楽、歌手への楽曲提供などで活躍する。誠オフィス所属。2人が作詞作曲した「朝日に一番近い街〜根室〜」は、「遥か遠き北の故郷納沙布岬に 岸辺から離れる流氷の音 春を告げるよ」と根室の四季を織り交ぜながら、「朝日に一番近い街 根室に春よ来い」」、「この街に幸よあれ」と、明るい未来へ願いを込めている。「花まつり」で共演した根室混声合唱団クール・エコーは、市の音楽大会で同曲を合唱。団員の1人、北斗小学校教諭は、5年生の合唱曲として同校文化祭で披露した。また、東京根室会の親睦会「ふるさとを語る会」で参加者が合唱したところ「これから会の歌にしよう」と好評だった。CDにはタイトル曲のほか、「麦踏み」、「届いたみかん」など全4曲を収録。おずれも、故郷や家族を愛しく思う気持ちを親しみやすいメロディーに乗せている。市内では、すずき(株)、リラィアブルブックス根室店、開法寺で販売。都内では、CDをプロデュースした湯川茂樹さん(東京根室会会員)、ポニータレコード(03-3399-4125)で取り扱う。税込み1.000円。サスケは「歌が地域に根付き、街の活性化やPRに一役買えれば嬉しい」と話しており、2月7日の「北方領土の日」管内住民大会にゲスト出演し、披露する。

サスケ

大垣カツ(兄)&大垣タカ(弟)
…双児の兄弟
 愛媛県西宇和郡三崎町松出身
1954年11月27日生まれ
 

左:カツさん(兄)、右:タカさん(弟)→   
     ライブではこの並びでステージに立ちます。 


2008.1.5(土)

楽天のネットショップで成功 12月売り上げが1億円を突破 「かに匠」

インターネットを活用したネットショップが注目される中、カニを中心に根室の新鮮な魚介類を扱うオーイーシー(小西英俊社長)が楽天に出店したネットショップ北海道根室の蟹・海産物「かに匠」が12月の売り上げで1億円を突破した。楽店内で、北海道エリアのグルメ部門で月商1億円超えは過去1店舗しかなく、同店の店舗運営マネージャーの松浦賢一さんは「根室でもネットショップは成功できるということを実証できた」と喜んでいる。同社は、カニねっとマル海(http://www.marukai.jp/)を運営するマル海光洋水産(小西社長)がインターネット販売会社として昨年4月1日に設立。6月に、ショッピングモール国内大手の楽天に出店した。出店以来、同店の商品が同モール内のデイリーランキングで常に3位以内を確保するなど順調に数字が伸び、年末を控え需要時期でもある12月22日についに1億円を達成。松浦さんによると、北海道エリアのグルメ部門で月商1億円超えは過去1店舗しかなく「楽天内でも今、注目を集めています」と喜んでいる。成功のコツについて松浦さんは「オークションをはじめ、さまざまなルーツで顧客を確保し、メールや広告などで顧客を増やす努力をしました」とし、12月はとても忙しく「会社に泊まり込む事も多かった」と、うれしい悲鳴を上げている。根室市内では緑町商店街振興組合を中心にネット販売に対する関心も高まり、11月に根室市商店街連合会の開いているIT講習会で講師も務めた松浦さんは「根室でもネットショップは成功できるということを実証できたと感じている」と話している。


2008.1.4(金)

雲切れ、まばゆい初日の出 納沙布岬に2.200人 金刀比羅神社に初詣客どっと

平成20年(2008年)子年が穏やかに明けた。新年を期して、根室金刀比羅神社には大勢の市民が初詣に詰め掛け、今年1年の家内安全や商売繁盛、学業成就などに願を立てたほか、各所納沙布岬には道内外から約2.200人の観光客が押し寄せ、水平線から昇った初日の出に歓声が上がった。納沙布岬の人出は昨年元旦より約300人少なかったが、にぎわいは日中まで続いた。
暮れに雨や雪に強風と荒れ模様になった根室市内は、大晦日の明け方に降った雪のため真っ白な雪景色の年越しとなったものの、その後天候は回復し、正月3が日は比較的穏やかに経過した。
大晦日深夜11時から午前0時にかけて氷点下2.7度から同3.5度。風も穏やかだったこともあって市内琴平町の金刀比羅神社には、若者や家族連れなどが続々と詰め掛け、境内には大勢の参拝客で列が作られるほど。午前0時に社殿の太鼓が打ち鳴らされ歳旦祭が始まると共に社殿の扉が開くと、待っていた初詣客が賽銭を投げ入れて次々と参拝。拍手を打って頭を垂れ、大願成就を祈った。一方、今年も下帯一丁で弥生町の白蒙寺を出発し、市街地を走り抜けた約20人の参加者たちは「わっしょい、わっしょい」の掛け声も勇ましく境内を駆け上がると、大勢の参拝客から拍手と歓声が上がり、カメラを向ける人たちも多く見られた。本土最東端の立地から初日の出の名所として知られる納沙布岬には、大晦日深夜から道内外各地からマイカー客がどっと詰め掛けた。札幌や旭川、北見方面をはじめ、本州ナンバーの車も目立った。団体観光バスも昨年より2台多い14台が次々と到着した。北方館前では、根室太鼓保存会が日の出前から「お祝い太鼓」他を演奏。岬一帯に勇壮な和太鼓の音を轟かせ、ご来光を迎える荘厳な雰囲気を演出した。日の出方角となる南東側の水平線のほとんど雲がかかっていたため、空が白み始めた時には、諦めの声も聞かれたが、太陽が昇る付近では筋状の雲があっただけ。午前6時49分、水平線から橙色の太陽が顔を出すと、岬を埋めた人々からどよめきが上がった。岬で初詣客を歓迎した市観光協会は、日の出時点での今年の人出を昨年より少ない約2.200人と発表したが、元旦の岬は日中;も観光客で賑わっていた。